母島(ははじま)は、東京都心部から南に1,050km、世界自然遺産に登録された小笠原諸島(おがさわらしょとう)に属する島。東京の竹芝客船ターミナルから父島まで「おがさわら丸」で約24時間、さらに父島から母島
母島(ははじま)は、東京都心部から南に1,050km、世界自然遺産に登録された小笠原諸島(おがさわらしょとう)に属する島。東京の竹芝客船ターミナルから父島まで「おがさわら丸」で約24時間、さらに父島から母島まで「ははじま丸」で約2時間と、片道26時間の船旅でようやくたどり着けることから「日本一遠い島」ともいわれています。
年間の平均気温は24.9度。夏は本土並み、冬は本土よりも暖かく、亜熱帯性気候に属しています。人口は約450人で、集落は沖港の周りの1カ所のみ。集落を離れると携帯電話は圏外、自動販売機もありません。
母島旅の醍醐味は、手つかずの自然の雄大さを肌で感じられること。海では、通年でイルカ、冬はザトウクジラの子育て、初夏にはアオウミガメの産卵を見ることができます。深い森の中では、ハハジマメグロやアカガシラカラスバトなどの鳥、ハハジマノボタン、シマザクラといった植物など、固有の生物たちに出合えるでしょう。各種ガイドツアーを利用するのもおすすめです。