標高500 mから600 m程度の高原地帯であり、西日本を代表するリゾート地の一つである(関西(中国)地区の軽井沢とも呼ばれる)。また、日本有数の飼育数を誇るジャージー牛の牧場もある。週末やシーズンには京阪
標高500 mから600 m程度の高原地帯であり、西日本を代表するリゾート地の一つである(関西(中国)地区の軽井沢とも呼ばれる)。また、日本有数の飼育数を誇るジャージー牛の牧場もある。週末やシーズンには京阪神・中国地方・四国地方方面からの観光客で大変賑わう。一帯は1936年2月1日に大山国立公園(現在の大山隠岐国立公園)に指定されている。
蒜山高原は、東西20 km、南北10 kmのなだらかな高原であり、成り立ちは、約100万年前の活発な火山活動により蒜山三座と呼ばれる山々が誕生し、そのため日本海に向かう川の流れが北から西に変わり、その後約35万年前の大山を中心とした噴火により西に向いた流れがせき止められ古蒜山原湖(こひるぜんばらこ)が誕生し、その後、大山を中心とする噴火活動により湖面の水が南に流れだし更新世中期の後半に干上がってできたものである。
大変風光明媚な場所だが、かつては軍用地(昭和初期の陸軍の射爆演習場)であった。
天候がよければ、北北西の方角に中国地方一の標高を持つ名峰、大山を見ることが出来る。