道後温泉(どうごおんせん)は、愛媛県松山市にある温泉地で、3000年の歴史を誇る日本最古の温泉といわれています。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台である道後温泉本館は、日本の公衆浴場として初めて国の重要文化
道後温泉(どうごおんせん)は、愛媛県松山市にある温泉地で、3000年の歴史を誇る日本最古の温泉といわれています。夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台である道後温泉本館は、日本の公衆浴場として初めて国の重要文化財に指定されている道後温泉のシンボルです。西洋の技法を取り入れた美しい建築様式が特徴的で、屋上にある振鷺閣(しんろかく)では、天井から吊り下げられた太鼓が時刻を告げる刻太鼓として打ち鳴らされます。本館のほか、松山市民に親しまれている公衆浴場の椿の湯、露天風呂がある別館の飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)も日帰り温泉として利用できます。
また、最寄り駅である道後温泉駅は、明治時代に建てられた旧駅舎を復元した洋風建築の美しい外観で、観光列車として人気の坊っちゃん列車も発着します。駅正面には、坊っちゃんカラクリ時計と足湯が楽しめる放生園があり、周辺には子規記念博物館や道後公園、浴衣で気ままに歩ける道後商店街など観光地としても魅力的です。