広島県尾道市因島にある大山神社(おおやまじんじゃ)は、しまなみ海道沿線の小高い丘に鎮座し、瀬戸内の美しい島々を見渡す因島最古の神社です。773(宝亀4)年に伊予国大三島の大山祇神社より分霊、創建したと伝えら
広島県尾道市因島にある大山神社(おおやまじんじゃ)は、しまなみ海道沿線の小高い丘に鎮座し、瀬戸内の美しい島々を見渡す因島最古の神社です。773(宝亀4)年に伊予国大三島の大山祇神社より分霊、創建したと伝えられています。大山積大神を主祭神とし、中世には村上水軍の守護神として崇敬されました。現在では年間3万人を超える参拝者が訪れます。
境内にある「自転車神社」は、サイクリストやバイクに乗る人の安全な走行を見守る和多志(わたし)大神を祀っており、5月に開催される自転車神社祭には多くのサイクリストが参拝。自転車のお守りや絵馬なども人気です。同じく境内にある「耳明(みみご)神社」は、耳の病気や健康、音楽の上達など、日本で唯一祈祷のできる耳の神様として有名で、3月には耳祭りが開催されています。