誰もが知っている中国の世界遺産「万里の長城」
東は秦皇島から西へひたすら伸びている遺跡なので、中国のあちこちに万里の長城を観光するスポットが存在している中で、最も有名なのがこの北京の「八達嶺(八达岭)」
タクシーをハイヤーのように使って行くことも出来るが、一番ラクで良いのが北京の「徳勝門(德胜门)から出ている直通バスに乗って行く方法。
徳勝門は、地下鉄2号線の「積水潭(积水潭)」駅下車で徒歩10分ほど。タクシーでここまで向かうのも手。
919路というバスは頻繁に出発していて、正確にはどのくらいのペースで出ているのか把握できていないものの、20分から30分に1本のペースで出ているものと思われる。
ただし、帰りの最終バスは17時前後のはずなので、比較的早め(午前中)には出発して余裕を持っていたいところ。
常に人が多いのと、坂の昇り降りが見た目以上にキツイので注意が必要。
下山するときには既にかなり疲れているはずなので、トロッコともレールウェイともジェットコースターとも言えない微妙なアトラクション(30元)があり、それに乗ってある程度の地点まで降りてしまうのも非常にラク。
The Great Wall at Badaling 八達嶺長城 (万里の長城) バーダーリンチャンチャン
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万里の長城で最も有名な場所 NHKドラマ「大地の子」の撮影も
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ここは北京のみならず、中国に来たならば一度は訪れてみたい場所です。
そう、その名も万里の長城!
そしてその中でも最も有名な場所がここ八達嶺長城なのです。
北京市内の西直門から直行列車がでているので、それに乗っていきましょう。
約1時間半の旅になります。バスも徳勝門から出ていますが、たまに渋滞に巻き込まれます。(駅は積水潭)
ちなみに、列車は満席になり次第、乗れなくなります(全て自由席)。
延慶行きの列車に乗り、八達嶺で下車、万里の長城をめざしましょう!
列車に乗っていくと街並みが突然変わり、このあたりからちょくちょく万里の長城が見えてきます。そこには居庸関や水関長城などがあります。
降りてすぐ、左にまっすぐ行くと到着。みんなについていけばまず大丈夫です。
そこでチケットを購入。冬場は人が少ないため35元、夏場は人だかりになるので45元になるそうです。
中に入ると右と左の両方に分かれています。左(男坂)は坂が急になっていて、距離は短め。右(女坂)は坂はそれほどではないけど距離が長めといった感じです。
また左の場合は来た道を戻ることになりますが、右の場合は一周して帰って来れるのでじっくり味わいたい人には右がおすすめです。ということで今回は右ということで。
さあ、早速入っていきましょう!
入ってみると初めはそれほどでもなかった坂が徐々に急になります。運動不足の方、お気をつけて。
少し登ったところで一休み。そこで見られる風景は想像をはるかに超える世界が広がっています。これこそが万里の長城なのです。
ここは遥か昔から要塞の要として奪いあった場所であり、それは始皇帝もそのひとりでした。始皇帝はとぎれとぎれになっていた長城をつなぎ合わせ、現在のように長い城に作り上げたそうです。ただしその過程において多くの命が奪われていったのもまた事実なのです。
物思いに耽りながら、登山を再開。さらに行くと徐々に人が減っていきます。やっぱりきついという人続出。若い人は最後まで行きましょう。高齢できついという人にはロープウェイが出ているのでそれで下に降りられます。
長城の一番上に到着。ここから右に行くと一周コース。ここからもどる人続出。7割帰っていきます。でもせっかく来たなら一周がおすすめですよ。
途中は先ほどとは違い足がガクガクします。ただし人が少ないためすごく万里の長城を満喫できます。
最後はちょっとわかりづらい出口が右側にあり、そこを降ります。まあみんな降りていくのでわかるでしょう。そこを降りるとお土産屋とクマ動物園、なんだこりゃ、と思いながらでましょう(笑)クマ動物園を出たら右に行きましょう。そうすると元の場所にでます(バス877路で帰る人はまっすぐ)。
運動不足も解消され、最高の景色も見れ(この日のPM2.5は30μg/m³)、最高の旅でした。
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ジャンル史跡・遺跡 世界遺産
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エリア八達嶺鎮
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住所
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アクセス北京北駅から八達嶺駅まで車で約60分
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