ヘルシンキから電車で1時間30分~2時間ほど(利用する電車による)、ムーミン美術館で知られるタンペレはフィンランド第2の都市です。ナシ湖とピュハ湖という高低差のある湖の間に位置しており、街の中心にはタンメルコスキ川が流れています。川沿いは遊歩道が整備された公園になっていて、中心部を少し外れると緑あふれる公園が広がり、ヘルシンキとは全く違うのどかな雰囲気です。
一番の観光スポットは、もちろんムーミン美術館です。そして、ヒューゴ・シンベリのフレスコ画があるタンペレ大聖堂、1901年に設計された歴史あるタンペレ・マーケットホールやレンガ造りの工場跡の複合施設など、おもな見どころは街の中心に位置しています。どこへでも徒歩でアクセスできるコンパクトな街なので、ヘルシンキから日帰りでも充分楽しむことができます。ちなみに市内の公共交通機関は市バスだけです。
そこで、おすすめの日帰りモデルコースをご紹介します。
まず、ヘルシンキ7時40分発のV.R.電車に乗ると、9時48分にタンペレに到着します。最初に向かうのはタンペレ駅の東側、徒歩約10分のところにあるムーミン美術館。平日の開館時間は9時、土・日曜は10時なのでちょうどいい時間帯です。ただし、月曜は閉館なので注意してください。
ムーミン美術館をじっくり鑑賞したら、ランチはムーミン美術館があるタンペレホールのレストラン、トゥフトTuhtoがおすすめです。ソルサ公園に面した明るいダイニングで、地元産のオーガニック食材をメインにした料理が楽しめます。ムーミンたちのお気に入り料理が味わえるムーミンメニューでは、サーモンスープ、ビーフのメインディッシュ、フィンランド風パンケーキも人気です。ちなみに、レストラン名のトゥフトは、『ムーミン谷の十一月』に登場するホムサ=トフトのフィンランド語名から名づけられました。
ムーミン美術館を後にしたら、再びタンペレ駅方向に徒歩で戻り、ピューリッキ公園に立つピューリッキ展望台を市バスに乗って目指します。ハメ通り沿いにあるバス停から乗車。約10分で着くPirkankatu 24で下車して、ピューリッキ展望台まで山道を登って行きます。ピューリッキ展望台からタンペレの街並みや湖の景色を堪能したら、1階のカフェでタンペレ名物のドーナツを味わいましょう。
街の中心に戻ったら、タンペレ駅から徒歩約5分のタンペレ大聖堂を訪れます。ここには、フィンランドの国民的画家ヒューゴ・シンベリのフレスコ画が飾られています。夏期は17時までオープンしていますが、それ以外は15時に閉まってしまうので時間に注意です。ヒューゴ・シンベリのファンであれば、ムーミン美術館の次に訪れたほうが無難です。ちなみに、わたしは時間が間に合わず、中に入れなかったため、フレスコ画を見逃しました。
大聖堂を訪れたら、川沿いの遊歩道をのんびり歩き、ベンチに座ってタンペレの街の雰囲気を味わいましょう。ピューリッキ展望台でテイクアウトしたドーナツをここでいただく手もあります。
対岸に見えるレンガ造りの建物はフィンレイソンの工場跡で、現在は博物館やレストランのある複合施設として再利用されています。
また、川の西側、タンペレ駅から伸びるハメ通り沿いにはタンペレ・マーケットホールもあります。アットホームな雰囲気が漂う歴史あるマーケットです。ベーカリーで、サンドイッチを買って、ヘルシンキに戻る列車で食べるとちょうどいい感じです。
ヘルシンキ行きの電車を19時2分発(2019年7月現在)に予定すれば、20時35分ヘルシンキ着。夏ならまだまだ明るい時間です。フィンランドの電車の旅も楽しめる盛り沢山な日帰り旅行が楽します。
ヘルシンキからタンペレまでV.R.鉄道で1時間30分~2時間。1時間に1~2本運行。上記モデルコースにある時間は目安です。ちなみに、7時40分発は各駅停車で予約は不要。事前に日時が決められるならば、1本後のInterCityを予約してもいいでしょう。帰りの電車も同様です。
時刻表や料金はV.R.の公式サイトで再確認してください。
Tampere タンペレ
ムーミン美術館のある自然豊かな街を日帰りで楽しむ
- 投稿日2019/07/31
2017/06訪問
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ジャンル散策路・道
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エリアタンペレ
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住所
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アクセスヘルシンキから電車で約95分
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。






