夏の宮殿と呼ばれているペテルゴフ。
大宮殿の内部の美しさはもちろんだが、特筆すべきはその庭園の素晴らしさ。
大人気の観光スポットであり、特に噴水がオープンとなる夏は多くの人で賑わう。(2015年の噴水オープンは5月16日の予定。噴水終了は例年9月中旬頃)
ペテルゴフは、1712年にピョートル1世によって夏の別荘として建設が開始された。1,000ヘクタールの広大な敷地の中に、5つの宮殿、数十の噴水、数千の絵画や彫刻などがある。
ペテルゴフで最も人気なのが「下の公園」。フィンランド湾に面した巨大な庭園であり、涼しい風を感じながら緑の中を散策できる。美しい大型の噴水が数多くあるかと思えば、仕掛け噴水と呼ばれる隠れた噴水もいくつもある。子供用の噴水も多くあり、水遊びにもぴったりだ。これら噴水の仕掛けはピョートル1世の時代では最先端技術であったという。
「大宮殿」は「団体」か「個人」かによって、入場時間が分けられている。また「個人」の場合は、KACCA(チケット売り場)の営業時間も限られている為、時間的に余裕をもって見学したい。
「上の庭園」は入場無料。バスやミニバス(マルシュルートカ)等を利用する場合は、上の庭園の正門がある通り沿いに停留所がある。
行き方は色々なパターンがあるが、ここでは2つ紹介する。
①地下鉄赤線アフトヴォ駅から、ミニバス(マルシュルートカ)「424」番か「K-300」番に乗って約1時間。乗車チケットは車内にいる検札係から直接購入。
②エルミタージュ美術館の後ろにある高速船乗り場からペテルゴフ行きの直通高速船に乗る。乗車時間は約30分。乗車料金は片道700ルーブル。高速船利用の場合はペテルゴフの「下の公園」で下船するため、「下の公園」の入場料500ルーブルを支払う必要がある。
Petergof ペテルゴフ宮殿
フィンランド湾を望む世界遺産「夏の宮殿」
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル城・宮殿
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エリアサンクトペテルブルク
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住所
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電話番号+7-812-4505652
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営業時間下の公園・上の庭園
土曜以外 9:00-20:00
土曜 9:00-21:00
大宮殿 10:30-18:00
冬季は特別営業時間の可能性あり -
定休日下の公園・上の庭園 なし、大宮殿 月曜、毎月最終火曜
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予算下の公園 入場料(大人) 500ルーブル
下の公園 入場料(学生) 250ルーブル
大宮殿 入場料(大人) 550ルーブル
大宮殿 入場料(学生) 300ルーブル -
公式サイト
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