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ミラノ (イタリア) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

 
  • 1 ドゥオーモ広場 (大聖堂広場)
  • 2 ミラノ中央駅(チェントラーレ駅/地下鉄2号線、3号線)
  • 3 ミラノ中央駅
  • 4 カドルナ駅
  • 5 カステッロ広場(スフォルツェスコ城前広場)

ミラノ全域で注意したいこと

地下鉄昇降時のスリに気をつけて

目的地で地下鉄を降りる際、3~4人程度のグループが降車客を待たず無理に乗車してきてドア口が塞がれてしまう…そんな時、ちょっとアセってそのグループの人混みに揉まれながら降りてしまいますよね。ところがこのグループ、ただの常識知らずではなく、急いで降車する人を狙ったスリというケースが多いのです。ほとんどがジプシーですが、観光客にはその見分けがつきにくいですし、16~18歳くらいの女の子集団や子供連れの母親など、つい安心しがちな感じに装っているので注意が必要です。

早朝のミラノ散歩にご注意

ミラノ市内の早朝は人通りも少なく警備も多少手薄になります。恐喝目的で通りに潜み、カモを狙っている悪質な人が行動しやすい時間帯なんですね。早朝にホテル周辺を散歩する場合は貴重品などを持たずに2名以上のグループで行動することをお勧めいたします。

1 ドゥオーモ広場 (大聖堂広場)

  • エリア
    ミラノ旧市街
  • ジャンル
    史跡・遺跡
    世界遺産

タダほど高いものはない!大聖堂広場の「ミサンガプレゼント」に注意

大聖堂広場を歩く観光客に「ブレスレットFREE!」と言いながらミサンガを配る人達がいます。ほとんどが黒人系ですが、「タダ」の言葉に乗せられて立ち止まると「つけてあげる」と腕にミサンガを巻かれ、謝礼(チップ)を要求されます。「品物はタダだけど受け取ったんだからチップを貧しい僕にくれ」と付きまとわれるのです。返品しようにも腕にしっかり巻きつけられたミサンガは解けにくい上、意図的にカットすると縁起が悪いというジンクスの他、大柄の相手に攻め寄られる恐怖で結局小銭を渡して追い払う人が多いです。チップという名目もあり大きな被害でもないため野放し状態。タダほど高いものはありません。

ドゥオーモ広場であなたを狙う3つの罠

ドゥオーモ広場はミラノ観光で必ず訪れる場所ですが、ココで気をつけるポイントは3つあります。

(1)ドゥオーモ広場でハト寄せの豆を売りつけられる。
(2)ミサンガを手に巻かれる。
(3)麻薬反対の署名運動。

傾向としては必ず話しかけてくるということです。ついイタリアの大雑把なイメージとして「イタリア人は気さくに話しかけてくる」というのが先行してしまいますが、基本的に観光地で話しかけてくるのは外国系の移民です。

ドゥオーモ広場で記念写真を撮っていると、ハト寄せの豆を渡そうとしてきますが、無視しても問題ありません。気がつくと手のひらに乗せられている時があるので、手のひらを閉じている方が良いでしょう。

ミサンガも同様、断る勇気を持ちましょう。

署名運動は近年増えてきている詐欺で、日本語で話しかけてきます。コレはドゥオーモ広場のみならず、最後の晩餐の教会前でも必ずいます。署名をしたら最後、その横には金額が書かれており、その金額に同意したということになります。

いずれにしても、話しかけてくる人は必ず悪意があります。

2 ミラノ中央駅(チェントラーレ駅/地下鉄2号線、3号線)

  • エリア
    ミラノ中央駅
  • ジャンル
    その他の観光地

切符購入に不慣れな場合は自販機よりもカウンターで購入するのが安心

ミラノ鉄道の中央駅及び地下鉄のミラノ中央駅(チェントラーレ駅)切符売り場にある自動販売機も要注意。チケットを購入しようとしている観光客に、求めてもいないのに「手伝い」を理由に近づいてくる人がいます。タッチパネルなどの操作を積極的に手伝って無事に切符が購入できるとチップを要求したり、お釣りをごまかそうとしたり、悪質なものでは共犯者が荷物の中のものを盗もうとするというケースもあったそうです。

中央駅の切符売り場で長蛇の列に並びたくないという気持ちはわかりますが、不慣れな人は嫌な思いをしないためにも切符はカウンター職員から直接購入するほうが無難です。ちなみに地下鉄切符は駅構内のキオスクでも販売しています。

ミラノ地下鉄はスリ被害ワースト1

ミラノ地下鉄は主要観光地を通っていることもあり、とても便利で金額も安いため多くの観光客が利用している反面、被害も数多く報告されています。

地下鉄改札前の自動券売機による寸借詐欺は定番で、表示がわかりにくい券売機の前で丁寧に教えてくれる人がいますが、結果的にはお釣りをすべて持っていかれるという被害。

その場合は、窓口やキオスクで購入してしまえば問題ありません。また1日乗車券を購入していれば、その都度心配する必要もありません。

地下鉄車両内ではスリ集団が入口付近に立っていることが多く、出口付近や階段付近の車両が多い傾向です。複数で狙ってくるのが特徴です。

混み合った車両を避け、また入口付近を避けることが重要。荷物は体の前に持ち必ず手で押さえる形で乗車すれば被害に合わないでしょう。

地下鉄を降りて地上に上がっていく時の階段でもスリが後ろから狙ってきます。こういった場合も、荷物を前に持っていれば大丈夫です。

3 ミラノ中央駅

  • エリア
    ミラノ中央駅
  • ジャンル
    その他の観光地

列車の出発時に被害に遭わないよう要注意!

ミラノ中央駅は一日32万人の乗降客が行き交う場所でもあるので、その中にスリの集団が紛れ込んでいても観光客には見分けがつかないものと思われます。

ミラノ中央駅の構内に入った瞬間から注意が必要となり、ホームに上るスロープで移動中もスリに遭うケースがあります。

スリ集団は複数であり、必ず後ろから狙ってきますが、観光客にとってこれから出発するという意識から、出発時間の表示、ホームの場所などに気を取られ被害の発見が遅くなることがあります。

したがって、少し早めに余裕を持った行動が必要です。また、前日に下見に行くことも被害を食い止めるためにオススメします。

現在、ミラノ中央駅では改札口を設けホームにスリが入らないようにしていますが、スリが列車チケットを購入していれば中まで入ってくることがあります。

列車の出発ホームが表示されると人の波が列車の入り口に押し寄せます。その時、列車のドア付近にはすでにスリが待ち構えていています。その手口としては

(1)荷物の上げ下げを手伝うふりをして金品を盗む。
(2)荷物の上げ下げを手伝った報酬を請求してくる。
(3)何も手伝わないが、人の後ろにピッタリついてきて盗む。
(4)荷物置き場においたスーツケースを出発間際に盗む。
(5)指定席に座っているにも関わらず、そこは私の席だと言って注意を引き、その間に別の人間が盗む。

と、例を上げればキリがないのですが、基本的に話しかけてくる人は100%悪意がありますのでご注意ください。

中央駅構内では移動中のトロリーにも気を抜かないで

ミラノ中央駅構内は多くの人が行き交い、人混みに乗じてスリが多く出没する典型的な場所です。特に混雑時の駅構内を移動する際や列車の昇降時、切符の購入などで気をとられている隙に被害に遭うケースが多いです。トロリーバッグを引いて構内を移動中、バッグの外ポケットに入れておいたものが盗まれるということも発生しています。もちろん警備は行われていますが、個人主義が確立しているイタリアでは「守ってもらう」よりも「自分の身は自分で」の観念が強いため、スリに関してはシビアです。盗られた物が戻ってくる確立はゼロ。旅程も狂うことがありますので、要注意。

4 カドルナ駅

  • エリア
    ミラノ中心部
  • ジャンル
    その他の観光地

マルペンサ空港からのミラノ表玄関、カドルナ駅で最初の洗礼

空港行き列車、マルペンサエキスプレス車内において被害に遭うケースが多発しています。旅の始まり、終わりの車内での窃盗事件は予定が台無しになってしまいますので十分な注意が必要となってきます。

マルペンサ空港駅からカドルナ駅間ではサロンノ及びボビザ駅で停車します。このときホーム側から男が窓ガラスを叩いて乗客の注意を窓の外に逸らした隙に、車内の共犯者が座席に置いていたバッグを盗み、すぐさま降車するといった事件が発生しています。

貴重品が入った手荷物バッグは乗車中も座席の上ではなく身につけて持つことが大切です。ショルダーバッグの肩紐をたすきがけにしたままにして膝の上で持つ、リュックサックは足の間に置く。キャリーバッグは窓側に置くことで車内の共犯者が盗むことができなくなります。

また、車内で文句をつけてくる人、小銭や物を落とした人には要注意。

車内で「ここに物を置いてはいけない」等と文句を言い、網棚に荷物を上げさせたり、荷物置き場に置かせようとする人がいます。注意を受けてスーツケース等を棚に上げている隙に、椅子の上に置いてある貴重品を入れたバッグを盗んでいきます。

また、わざと小銭や物を落とし、それを親切に拾っているとその隙に自分のバッグが奪われてしまう事件が実際に発生しています。日本人の親切心やルールを守る気持ちにつけ込む、こうした犯罪が近年発生しています。

5 カステッロ広場(スフォルツェスコ城前広場)

  • エリア
    ミラノ旧市街
  • ジャンル
    広場・公園

スフォルツェスコ城の前で待ち受けるミサンガ売りの集団

スフォルツェスコ城の噴水前の広場では必ず、黒人系のミサンガ売り集団が話しかけてきます。

写真を取っているとき、または歩いているときにそれを遮るように近づき、ミサンガを手に巻き付けたり、肩の上に置いてきたりします。肩に乗せられたものを払い落として無視すれば良いのですが、それを返そうと思って手を出した瞬間に手首に巻かれています。

必ず「フリー、フリー」と言って無料だと言ってきますが、ミサンガは無料だが手に巻き付けた手数料として金銭を要求してきます。

それも無視すれば良いのですが、財布を出そうものなら強引に紙幣を抜き取っていくこともあります。

被害を避けるためには基本は無視です。
相手はあなたが物事を断れない性格を見抜いているのかもしれません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。