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ナポリ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

華やかな王国の都市(世界遺産)

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ローマ帝国が崩壊すると、イタリア半島は小さな都市国家が覇を競う中世となります。
なかなか統一されることなく、ルネッサンスを経て近代を迎えるのですが、
南イタリアは中北部とは異なる歴史を歩むことになりました。

キーワードは「王国」です。

1100年代初頭、北欧のノルマン人が築いたノルマン王国は、
フランスのアンジュー家とスペインのアラゴン家に引き継がれ、ナポリ王国とシチリア王国となります。
その後それぞれの王国の統治者はスペイン・オーストリアのハプスブルグ家となったり、
スペインのブルボン家となったり、ナポレオンのボナパルト朝となったり、つまりくるくると王が変わり、
やがて19世紀にブルボン家によって統一され、両シチリア王国となります。

南イタリアは当時の「列強」にとって、それだけ魅力のある領土だったのです。
これにより王国に富は集積され、美術品が集まり、壮大な建築が作られ、
人びともあちこちからやってきて、パレルモやナポリはコスモポリタンな文化芸術都市となりました。

この華やかな「王国史」の集大成とも言うべきものが、ブルボンの王によって18世紀に建てられたカゼルタの王宮です。
ヴェルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を、という王の求めに見事に応えたのは、建築家ルイージ・ヴァンヴィテッリでした。

120ヘクタールの王宮は、礼拝堂、美術館、大学、図書館、劇場、4つの中庭等、数々の施設を包含しています。
宮殿には1200の部屋と24の行政庁舎が置かれました。
3キロに及ぶまっすぐな泉水が庭園の中央を貫き、その両脇を当時は馬車が、今はバスが走っています。
王は王宮を単なる宮廷ではなく、ひとつの「都市」としたのです。

バロック様式の宮殿も見ごたえがありますが、(バスを利用しての)庭園めぐりもお忘れなく。
壮麗な滝と彫刻が、南イタリアの強い日差しを受け止める劇場と化している様や、
オーストリア出身の王妃の希望で作られた緑の影の濃いイギリス庭園など、
「都市」にふさわしい多様な美しさと楽しさを、訪ね歩くことが出来ます。


★アクセス:ナポリ中央駅より列車にて40分前後

★開館時間:
 宮殿と美術館/8:30~19:30(チケットオフィスは18:45まで)
 ロイヤルパーク/オープン 8:30 クローズ 季節により14:30~17:30
 イギリス庭園/オープン 8:30 クローズ 季節により13:30~17:00

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。