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ナポリ (イタリア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

古代ギリシャを訪ねて -- パエストゥム(世界遺産)

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イタリアで圧倒されるのは、歴史遺産の豊富さです。
古代ローマ時代の遺跡もローマだけではなく、イタリア中の街のそこかしこに顔を出しているほどです。
ナポリを州都とするカンパーニャ州も例外ではなく、
なんといっても当時の街が丸ごと残っているポンペイがあります。

けれどもこの地域は、実は更に古い時代から栄えていた地でした。
ローマ帝国が勢力を南に広げる前、
ギリシャの都市国家が競うようにイタリア南部の海岸沿いに植民都市を築いたのです。
ナポリもそんな都市の一つでした。

ギリシャの面影は、ナポリではあまり目にすることはできません。
近年地下に眠る都市遺構が注目されていますが、
地上でかつての栄華をしのぶには少し郊外に足を延ばす必要があります。
おすすめはパエストゥム(ペストゥム)です。
保存状態の良い神殿が三つ、威風堂々と風の吹き抜ける野にそびえ立っています。

入り口を入ってすぐ眼に入るのがケレス神殿、そこから南にしばらく進むと、
ネプチューン神殿とバジリカ(ヘラ神殿)が現れます。
街そのものは紀元前7世紀の建造ですが、神殿はいずれも紀元前5世紀のもの、
ドーリス式のどっしりとした柱が特徴です。
特にネプチューン神殿は正面上部のアーキトレーブ(梁)もしっかりと残っており、
ギリシャのアテネ神殿に並び称される壮大さです。

三つの神殿を南北に貫く道はヴィア・サクラ(聖なる道)と呼ばれ、
この東側にフォロ(広場)や円形闘技場など、古代ローマ時代の遺跡も点在しています。
これらは一部しか発掘されておらず、残りは地下に眠ったままですが、
それでも、古代ローマ人たちが先達の残した神殿と神殿の間に、
自分たちに必須となる円形闘牛場やフォロを配して街を作っていった様子は、
充分うかがい知ることができます。

パエストゥムでは、遺跡だけでなく考古学博物館もはずせません。
人気なのは「飛び込み男の墓」。
石棺の四つの側面に葬送の宴の様子が、ふたには飛び込みをする若者がフレスコ画で描かれています。
飛び込みは死出の旅の象徴でしょうか。
それにしても宴はどう見ても楽しげな宴会だし、
若者は宴のあと興に乗ってプールに飛び込む若者のようにも見えます。

★アクセス
・ナポリから列車で約1時間20分。カパッチョ-ロッカダスピーデ(Capaccio – Roccadaspide)またはパエストゥム(Paestum)で下車。
・ナポリ、サレルノからの直行バス:GiulianoBus社(1日1〜2本、所要時間約2時間半)、CSTP社が運行。
★考古学地区
 開館時間:8:45〜日没1時間前(季節によって開館時間が異なる)
 休館日:1月1日、復活祭とその翌日、8月15日、12月25日

★考古学博物館
 開館時間:8:30 - 19:30(チケット売り場とブックショップは18:45まで)
 休館日:第1月曜、第3月曜、1月1日、復活祭とその翌日、8月15日、12月25日

※参考サイト:http://www.museopaestum.beniculturali.it/index.php?it/1/home 
イタリア語のみだが、以下のパエストゥムの空中写真が興味深い。
HOME>Galleria foto>Vola su paestum
こちらのスライドショーと、ダウンロードした考古学地区の地図で事前に全体のイメージをつかんでいくとよい。
地図/Pianta dell'area archeologica (PDF)

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。