シェムリアップ中心地から車で片道約1時間、聖なる山プノンクーレン山脈に位置する場所に、このクバールスピアン遺跡があります。
この遺跡、山中にあるため他の遺跡とは少し異なり、入山ゲートから30分程のハイキングを楽しめるというのも人気の秘密。
美しい蝶や野鳥の音色を楽しみながら、山頂部の遺跡エリアに到着すると小川が流れており、その周辺の岩や川底にはアンコール時代に彫られた彫刻があります。
時代的には、11世紀頃作られたものと言われています。
当時の王ウダヤーディティヤヴァルマン2世が、川底に眠る神々の彫刻の上を流れていくことで、
ここから王朝へと流れていく水が「聖なる水」へと変わると考えていたようです。
また、当時信仰されていた宗教はヒンドゥー教、そのため彫刻のモチーフの多くはヒンドゥー教の神々となり、
創造の神ブラフマー、維持の神ヴィシュヌ、破壊の神シヴァなどの彫刻の他、神話の中で登場するカエルの像、ガネーシャの彫刻なども見つけることができます。
ちなみに、駐車場近くにある、アンコール自然保護センター(ACCB)では、密猟や事故などで保護された野生動物、野鳥などを見学することができますので、
遺跡以外も楽しみたい方は是非訪問してみてください。(月~土 9:00発 /13:00発、約90分のミニガイドツアー、参加費3$)
なお、観光にはアンコール入場券(1日券37$、3日券62$、7日券72$)が必要となりますので、
ソカシェムリアップホテル近くにある遺跡入場券売り場にて、事前購入をお忘れなく。
*雨季の大雨の後は増水のため川底が見えないことがあります。
*乾季後半には川の水が無くなることがあります。
Kbal Spean クバール・スピアン
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シェムリアップから約50km北部にあるクーレン山の一角にある11世紀中ごろのヒンドゥー遺跡。
クバールスピアンとは「橋の頭」と言う意味を持ちます。
遺跡そのものの雰囲気は、アンコールワットやバイヨン寺院などとは大きく異なるため、インパクトも強くお薦めです。
また遺跡へと続く、登山道の雰囲気もよく、シェムリアップからの移動と観光込みで4~5時間と言う気軽さも◎。
適度なハイキングを楽しんだ後、麓の屋台で冷たいドリンクを飲んで一息いれましょう。
駐車場から遺跡のあるエリアまで約1500メートル(約30分)のハイキングで到着します。
そこには約200メートルにわたって、様々なヒンドゥー教の神々(ヴィシュヌ神、シヴァ神、ブラフマー神、ガネーシャ等)の彫刻が自然の岩にダイレクトに刻まれています。
彫刻の中には「千本リンガ」と呼ばれるものもあり、そのリンガの上を水が流れることで聖水となるとされ、その水がシェムリアップまで流れてることで、そのエリアが繁栄するとされていました。
乾季終盤(3~5月頃)となると、川の水がほぼ無くなり、ただの岩肌となるのが残念なので、訪れる時期に注意しましょう。
また大雨の後は川は濁流となり彫刻があまり見えない事もあります。
また、午後3時を過ぎると入山が禁止されるため、それまでには入山しておく必要があります。
入場料$37はともかく、そこまでに行くための移動費が車で約$60、トゥクトゥクで約$30程度かかるので、少し高いです。
せっかくなので近くのバンテアイスレイ寺院や地雷博物館と同日観光すれば、お得感が出るかも知れません。
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ジャンル史跡・遺跡
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エリアスヴァイ ルー
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住所
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アクセスシェムリアップ市内から車で約75分
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営業時間7:30-15:00
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定休日無休
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予算入場料(大人) 37USドル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。









