961年にラジェンドラバルマン2世により造られたヒンドゥー教寺院で大回りコース(※文末にて説明)の寺院の一つ。
三層のピラミッド型寺院で、最上基壇にはレンガの五基塔があります。
この寺院の目的は、死んだ者を入口近くの石棺で荼毘に付し、その後敷地内にある、灰流しの塔から敷地外へと流したといいます。
シンプルな遺跡ながら、その存在感から人気があります。
遺跡の最上段からはアンコールワットが点のように見えます。
そして、その方向に沈む夕日が見えると言うこともあり、人気のサンセット観光スポットの一つとなっています。
大きさは、東西127メートル、南北117メートル。
一見、造りは東メボンと同様に見えますが、何よりもこの遺跡は高さがあり東メボンよりも迫力があります。
赤いレンガ造りが特徴的で、最上部にある五基塔に彫られたレリーフと、
東西南北にはシンハ(ヒンズー教のシバ神を守護する獣神)が睥睨している姿が印象的です。
アンコール遺跡共通入場券、1日$37が必要。
※アンコール遺跡大回りコース・・・、プレアカン(プリアカン) → ニャックポアン → 東メボン → プレループ
大回りコースとは、アンコールトムの北西から西側のエリアにある、アンコール遺跡を効率よく巡るモデルコースの事。
年代順、様式別、デヴァター等の関連性は一切ありません。
大回りコースの寺院の一つなので、この遺跡だけを見る価値はないが、
共通券を利用して、その他の遺跡の一つとして見比べるには価値があるかもしれません!
Pre Rup プレ ループ
アンコールワットへ沈む夕日を眺める、存在感大の人気遺跡
- 投稿日2014/09/30
- 更新日2017/02/02
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ジャンル史跡・遺跡 世界遺産
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エリアシェムリアップその他
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住所
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アクセスシェムリアップ中心地から車で約20分
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営業時間7:30-17:30
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定休日無休
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予算入場料(大人) 37USドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。





