台中市郊外の霧峰区にある「霧峰林家宮保第園區」は、清朝時代に中国から台湾に移住し財をなした5つの豪族「台湾五大家族」のひとつ、林家の邸宅で、清代の伝統的な建築スタイルを残している史跡です。
中にある舞台は、2014年にリリースされた安室奈美恵とジョリン(蔡依林)による楽曲のPVが撮影された場所でもあります。台中駅からはバスでアクセスでき、入場料は250元です。
中は大きく邸宅部の「宮保第」と舞台の「大花廳」に分かれています。ゆっくり見学するには、1時間半~2時間ほどみておいた方がいいでしょう。
「宮保第」というのは、林家で官職に就いた林文察氏の武勲をたたえた官邸の名前です。台湾の伝統建築の中で最も敷地が広いと言われています。「第一進」から「第五進」まで入り口に門があり、庭を囲んで住居がある建物が5つ造られましたが、その後第四進は撤去され、現在はありません。
建築学者の間では“台湾伝統建築の百科事典”と称される建物なので、門に描かれている絵や扁額(へんがく)、装飾などの細かい部分までぜひゆっくりと鑑賞してください。
台湾にわずかに残る19世紀の官邸の門神(入り口を守る神)などの彩色絵画は、鉱物漆(塗料)と桐油(天然の植物油)を使って修復されたもので、世界初の修復方法と言われています。
奥に進んで第五進の一角には売店があります。ここでチケットの半券(ドリンク引き換え券)を出すとアールグレイ茶がいただけます。この売店の奥に隣の建物(舞台)に通じるドアと細い脇道があるので、ドアを開けて進んでください。
まっすぐ進んで左側に抜けると庭のスペースに出ます。ここにまた一つの建物「大花廳」があります。この入り口で、チケット売り場で聞いた暗証番号を入力して建物の中に入ります。「大花廳」は、観劇や宴席に使われた場所で、台湾で唯一現存する木造福州式の舞台です。安室奈美恵とジョリン(蔡依林)のPV撮影地として一躍脚光を浴びた場所でもあります。
この舞台で注目したいのが、舞台の八角形の屋根裏にある美しい牡丹の花です。このほか、舞台の柱などにある「麒麟」や龍の子供の「鰲魚(ごうぎょ)」「桃眼獅」などの飾りもチェックしてみてください。
お土産売り場や文物展示コーナーや資料展示コーナーなどもあるので、時間のある方はゆっくり見学してくださいね!
Wufeng Lin jia Gong baodi Park 霧峰林家宮保第園區 ウーフォンリンジャーゴンバオディーユェンチュー
安室奈美恵とジョリン(蔡依林)のPV撮影地! 台湾五大家族の林家の邸宅
- 投稿日2020/03/11
2020/02訪問
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ジャンル史跡・遺跡
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エリア霧峰区
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住所
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アクセス台湾高速鉄道 台中駅 から50番バスに乗車(約28分)霧峰で下車 徒歩約5分
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電話番号+886-4-23317985
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営業時間[月-金]9:00-12:00, 13:00-17:00 [土・日・祝日]9:00-17:00(最終入場16:20)
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定休日無休
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予算入場料(一般) 250台湾ドル
(12歳以上の学生および65歳以上) 200台湾ドル
(6-12歳) 125台湾ドル
(6歳未満) 無料 -
公式サイト
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