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インターラーケン (スイス) 危険情報の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

 
  • 1 ヘーエヴェーク
  • 2 インターラーケンオスト駅
  • 3 アレッチ氷河
  • 4 ユングフラウヨッホ

インターラーケン全域で注意したいこと

電車内での居眠りには気をつけて!また置忘れにも!

日本では、電車の中で気持ちよさそうに、また疲れ果てて眠っている方をよく見かけますが、ヨーロッパではあまり見かけないです。一番の理由はスリ置き引きの被害に遭わないため。一瞬の隙を突かれます。
登山電車では高山病をはじめとする標高差、気温の違いによる疲れ、また時差ボケなどにより、登山電車の上り下り内で深い眠りに引き込まれることもよくあり、こんなところにも旅行者を狙ったスリ置き引きが発生するようになりました。車内での貴重品の管理はくれぐれも気をつけて。
ベルナーオーバーランド鉄道、ヴェンゲンアルプ鉄道、ユングフラウ鉄道をはじめ、スイス各地の登山電車やスイス国鉄も。
またスリ置き引きだけでなく、くらっとした意識の中、自らのお忘れ物も多いので要注意!電車を降り立つ際は、座っていた場所を一度振り返りましょう。

一日の山の天候は、晴れのち曇り、雷雨に所によっては雪!?

通常寒いと思われているスイスも、世界的な温暖化の影響を受け、昨今夏にはインターラーケンでも30度以上になることもしばしば。寒いと思って朝から着込んで山に行って、戻ってきたら、思わぬ暑さでクラクラに。
また暑いと思っていると、翌日には山では雪が降ったりなど、一日のうちでも昼夜や標高によって、10~20度近い寒暖の差があることがあります。
山のリゾートは暖房設備はあっても冷房がないところがほとんどです。
そんな服装対策は、脱ぎきしやすい軽いもの。
まず下は速乾性のあるTシャツ、そして上着。高所へ行く場合は、暖が取れるフリースやヤッケ、手袋などもお持ちください。また晴天の日は日差しがとてもきついので、サングラスや帽子、焼けたくない方は日焼け止めもお忘れなく。
そして体調を崩さないためには上手に自己コントロールする事。寒ければ着る、暑ければ脱ぐと、ご自身の感覚で速やかに脱着してください。
また気温が上がると、午後から雷雨が起こることも多々あります。雨具の用意もお忘れなく。

ハイジの国のスーパーでも!

物価の高いスイスで、スーパーは庶民の味方。スイスではコープ(Coop)、ミグロ(Migros)という2大チェーンスーパーがどのリゾートにもあり、足を運ばれることでしょう。治安の良いイメージがあるスイスということで安全、安心感もある中、気がつけば「ない!」という事例が。
特に、こちらでは野菜や果物などは、好きなだけの量り売りが多いのですが、選んで計量している間に、気が付いたらカートに置いておいたリュックがない!気が付いたらリュックのファスナーが開いていて財布がない!ということが。どこの国でも起こる極めて初歩的なスリ、置き引きなのですが、安全な国スイスというイメージが却ってあだになっているようです。
貴重品はリュックに入れない、持ち物からは目を離さないなど、基本注意を再確認してください。

ハイキング出発前にコースのオープン状況を確認しよう

ユングフラウ地方では、登山電車の駅の近くにボードでコースのオープン状況を確認できるようになっています。 緑はオープン、赤は閉鎖です。6月前半の時期は標高が高い部分はまだ残雪で歩けないことが多いので、現地でハイキングスタート前に確認したいもの。 それ以外の地域はホテルやインフォーメーションで教えてくれます。

スイスのハイキングはしっかりしたシューズで!

村の周辺の散策程度ならスニーカーでも大丈夫ですが、ハイキングコースとなると、たとえ歩行1時間くらいの一般向きコースでもハイキングシューズをおすすめします。登りよりも、むしろ下りのコースが危険です。乾いた土やぬかるんだ斜面をスニーカーで歩くと、転倒の危険と隣り合わせです。

飲んではいけない!ハイキングコース途中の小川の水

コースの途中に流れる山の小川。澄んだ綺麗な水に見えるので、思わず顔を洗ったり、ゴクリとしたくなりますが、飲んではダメです。 周辺は牧草地で牛の落し物がいっぱいといったことが多く、一件、透き通って見える水も実際には大腸菌だらけという可能性があります。空気が乾燥したスイスのハイキングでは、いつでも喉を潤すことができるように、必ずペットボトルの水などを購入して持って行きましょう。

コース途中に出くわす「柵」、人間の通過はOK

ハイキングコースの途中で、まるで「通さんぞ」と言わんばかりに鉄製や木製の柵に出くわすことがあります。 これは牛が別の放牧地帯や危険地帯に入らないようにするためのもの。 人間は通って大丈夫ですが、通った後はちゃんと閉めておきましょう。

牧草地の立ち入りはNG

スイスでは熊など危険な動物に遭遇することはまずないため、山道も安心して歩くことができます。ハイキングコースで遭遇するのは放牧されている牛やヤギ。 特に牛は、コースのすぐ傍に立っていることがありますが、普通に通り過ぎれば大丈夫です。 ただし、牧草地の中はみだりに入らないようにしましょう。農民にとって牧草地は畑や田んぼのようなもの。 柵には弱電流の通っている線が設置されている場合もあるので、触れないようにしましょう。

スイスの山岳観光やハイキングでは紫外線対策も!

スイスの山において、高山病同様に注意が必要なのが強烈な紫外線。標高の高い場所では、太陽光が大気を通過する際のオゾンによる吸収も少なくなり、紫外線が強くなります。 一般的に標高が1000m高くなると、紫外線は約10%増加すると言われています。山の展望台で大気が澄んでいる場合などはその割合が増加することもあり、実際に 1000m高くなると50%以上増加した観測結果もあるそうです。
サングラス、帽子、ハンドカバー、日焼け止めクリームなど、紫外線対策用品はしっかり準備して行きましょう。

1 ヘーエヴェーク

  • エリア
    インターラーケン
  • ジャンル
    散策路・道

そんな恰好で偽警察官?

インターラーケンオスト(東)駅とヴェスト(西)駅を一直線に結ぶインターラーケンのメインストリート。
郵便局からオスト駅寄りがヘーエヴェーク(Hoeheweg)、ヴェスト駅側がバーンホフストラッセ(Bahnhof Str)と呼ばれ、周辺にはホテル、時計店、お土産物屋が立ち並びます。Hoehewegの中央のヘーエマッテ公園ではユングフラウを遠望に見ることができ、シーズンの夕方にもなれば世界中の観光客のそぞろ歩きでとても賑わっています。
ここでも、観光客を装い「写真を撮ってほしい」、「後ろに何かついてますよ」と言って呼び止めた隙に窃盗する古典的事例が発生。また、普通のシャツと短パンをはいた男らが突然警察と名乗り「あなたの財布が盗まれたのではないか。今すぐ調べなさい。」などと言い寄ってくるとか。どう見ても警察には見えないのに、あまりの堂々とした態度に却って騙され、そのまま財布の中身がなくなったなどの被害も出ています。

2 インターラーケンオスト駅

  • エリア
    インターラーケン
  • ジャンル
    その他の観光地

乗車時に荷物の乗り入れを親切に手伝ってくれる人には要注意!

インターラーケンにはオスト(東)とヴェスト(西)駅があります。うちオスト駅はチューリッヒやベルン、ドイツからの列車やルツェルン方面からの電車が出会う国鉄の発終着駅であり、またこの地域一番の人気スポット、ユングフラウヨッホを含むユングフラウリージョン各リゾートに向かう山岳鉄道の玄関口でもあります。
降り立つ旅行者は期待を胸に、また次の目的地に向かう人たちは、目のあたりにした山々の大感動冷めやらない中、標高差と温度差を感じつつタイトな乗り換え移動をしたりとこの駅は大忙し。
ヨーロッパの電車は段差のある車両が多く、大きな荷物の旅行者たちはその出し入れに一苦労です。中には親切に手助けしてくれる人も多く助かるのですが、今やそれが盲点にもなっています。
大きな荷物を引き上げ席まで持って行ってくれて、サンキュウと感謝して別れた後気が付いてみると、貴重品の入ったカバンがないなどの事例が多々発生しています。
同様の手口が、ツェルマット(Zermatt)方面への乗換シュピーツ(Spiez)駅、登山電車への乗換グリンデルワルド(Grindelwald)駅、ラウターブルンネン駅でも発生しています。

3 アレッチ氷河

  • エリア
    インターラーケン
  • ジャンル
    山・高原

氷河の上は必ず現地の山岳ガイドと一緒に!

ユングフラウ地方にはヨーロッパアルプス最大、最長のアレッチ氷河をはじめ、いくつも氷河があります。その美しさに魅せられて思わず足を踏み入れたくなりますが、現地ガイドの先導なしで氷河の上は絶対に歩いてはいけません。氷河にできた深い亀裂、クレバスを踏み抜けば、自力で這い上がることは不可能です。アレッチ氷河の上を歩くトレッキングツアーもありますが、必ず現地の山岳ガイドが同行します。スイスの他のエリアですが、日本人女性が忽然と姿を消した事件が過去にあり、氷河のクレバスに落ちて遭難した可能性が指摘されています。

4 ユングフラウヨッホ

このスポットの観光情報を見る

  • エリア
    ユングフラウヨッホ
  • ジャンル
    山・高原

高所の展望台に上る時は前日より予防対策を!ポイントは深呼吸と無理をしないマイペースで

標高2,000mを超えたあたりから発症する危険性のある、いわゆる高山病。急激に気圧が下がることによって酸欠状態になり、血中酸素濃度の低下で起こります。
30分から2時間で3,000m以上を上る山の展望台では、ほぼ誰でもある程度の症状は感じます。
主な症状としては、最初は息苦しさ、心臓がドキドキ、その後、頭痛、めまい、吐き気食欲不振など。
高山病対策
1. 予防として、高所に登る時は前日より飲酒を控え、睡眠を充分にとる。
2. 道中から水分をこまめに摂る。
3. 意識して酸素を取り入れる。まず普通に息を吐いてからさらに口先を細くして吐き切ると、その分大量の空気を吸い込めます。
4. 症状が出て苦しい時は、立ち止まり上記の深呼吸。上着を着て体を温め、水分を摂る。
5. それでもダメな場合はしばらく動かないで椅子に座るなどして安静にする。
6. 改善が見られない、ますます悪化する、顔色が真っ白になった場合などは、一刻も早く下山すること!
7. 次の列車までかなりの時間がある場合は駅員に言って、酸素吸収させてもらうこと。(高所の展望台やホテルでは常備しているはずです。)

高山病は脳浮腫、肺水腫など死亡率の高い状態につながる可能性もあります。くれぐれも無理しないで。

スイスの展望台では高山病にご注意を!

スイスの観光で多くの人が心配するのが高山病。高度による影響はかなり個人差がありますが、ヨーロッパで一番標高が高い鉄道駅、ユングフラウヨッホ(3454m)や、標高3000m近いシルトホルン展望台では注意が必要です。気分が悪くなったり頭痛が始まったりした場合は、我慢をせずに次の登山電車などで下の駅に降りましょう。展望台では、以下のポイントにご注意を。
・ゆっくり歩く。大きな声を出すのもなるべく控える。
・アルコールは控えめに。
・水を多めに、そしてこまめに補給する。
・腹式呼吸で深呼吸をする 。

まさかの3,454mに集団窃盗団が出没

ヨーロッパで一番高いところに位置する鉄道駅、海抜3,454mのユングフラウヨッホ。100年以上前に路線が作られた、地域屈指の観光スポットです。
メンヒやユングフラウをはじめとするベルナー・オーバーラントのアルプスの山々、ヨーロッパ最大のアレッチ氷河を目の当たりにする標高の高いユングフラウヨッホにも、なんと近年スリ、置き引き窃盗集団が出没しています。

近年アジア各国からの旅行者が増え続け、年間80万人以上が訪れる場所。限られたスペースのため、ハイシーズンともなればロビーやエレベーターホール、待合場所は連日大混雑。
山に来る旅行者はリュックサックを背負っている人が多く、また高山病で、皆ある程度違和感を感じているのが普通。その若干ボーっとしているところに、スリ、置き引きの魔の手が。

特に危ないと言われているのが、さらに108m上のスフィンクス展望台に上る高速エレベーターの中。エレベーター到着とともにすし詰め状態になることも多々あります。山に来る人たちはリュックサックを背負っていることが多いのですが、体格の大きい欧米人スリには小さいアジア人が背負ったリュックを開けて、貴重品を引き抜くのには絶好の高さだとか!?
この電車はインターラーケンから2万円ほどもするため、犯人たちも来たからには元を取るのに必死です。
リュックの引き抜きやすい場所に貴重品を入れない、混雑している時は前にかけるなどの自己対策もお忘れなく。
同様に混んでいる同駅でのロビー、またヨッホへの道中5分間停車し、下車して窓から展望する、途中のアイガーバンド(Eigerwand)、アイスメーア(Eismeer)駅での下車時の置き引きにも注意。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。