合格祈願に多くの人々が訪れる湯島天神(湯島神社)。正式名称は湯島天満宮といいます。
458年に雄略天皇の勅命により創建。天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた岩屋の戸を手で開けたという「力の神様」天之手
合格祈願に多くの人々が訪れる湯島天神(湯島神社)。正式名称は湯島天満宮といいます。
458年に雄略天皇の勅命により創建。天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた岩屋の戸を手で開けたという「力の神様」天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社でしたが、1355年には「学問の神様」菅原道真公を合祀し、両者の御利益があるパワースポットに。社務所では「学業守」「学業成就鉛筆」等のお守りや、はちまきなどの授与品が用意されています。
正面の社殿は1995年に造営された総檜造りで、拝殿の奥に幣殿で結ばれた本殿がある権現造り。松尾敏男画伯による竜の画が、本殿の天井で存在感を放っています。
境内には銅造りと石造りの撫で牛や、東京都指定有形文化財である銅製の鳥居、神輿や太刀など貴重な宝物を展示する宝物殿(入館料別途)等もあり、どれも必見です。
泉鏡花作『婦系図(おんなけいず)』の舞台としても知られ、作中では「青いガス灯、清らかな白梅」と唄われました。現在も梅園は人気で、梅が咲き誇る2~3月ごろには「梅まつり」が開催。11月には「菊まつり」も開かれ、賑わいを見せます。