蓮馨寺(れんけいじ)は、埼玉県川越市にある浄土宗のお寺です。川越城主 大道寺正繁(だいどうじ まさしげ)の母、蓮馨大姉が民衆に安らぎの場を提供するため、室町時代の1549(天文18)年に創建しました。160
蓮馨寺(れんけいじ)は、埼玉県川越市にある浄土宗のお寺です。川越城主 大道寺正繁(だいどうじ まさしげ)の母、蓮馨大姉が民衆に安らぎの場を提供するため、室町時代の1549(天文18)年に創建しました。1602年には江戸幕府公認の学問所として浄土宗の関東十八檀林(だんりん)のひとつとなり、多くの学僧を育てました。
小江戸川越七福神の第五霊場として「福禄寿神」が祭られており、人々に幸せをもたらす神として信仰を集めています。また、蓮馨寺の境内正面、呑龍堂前に鎮座する「おびんずる様」と呼ばれる仏像は、触ると病気が治る仏として市民に親しまれています。
毎月8日には呑龍上人(どんりゅうしょうにん)の縁日が行われ、南京玉すだれや辻講釈、フリーマーケットなどのイベントが催されています。