箱根登山鉄道の終点、強羅駅近くにある箱根強羅公園は、1914年に開園した歴史ある公園です。強羅駅から公園の正門までは歩いて5分ほど。ただ、かなり急な坂道をしばらく登っていくため、体力に自信のない人は「箱根ケ
箱根登山鉄道の終点、強羅駅近くにある箱根強羅公園は、1914年に開園した歴史ある公園です。強羅駅から公園の正門までは歩いて5分ほど。ただ、かなり急な坂道をしばらく登っていくため、体力に自信のない人は「箱根ケーブルカー」を利用するのがおすすめ。公園下駅からは徒歩1分で正門へ到着します。もしくは次の駅の公園上駅で下車して徒歩1分の西門へ向かい、そこから正門へ下るようにして園内をめぐる方法もあります。
正門から階段を上ると、一年を通してサクラやツツジ、フジ、紅葉など、季節の花や木々で彩られた美しい西洋庭園が目に飛び込んできます。ここは噴水池を中心に左右対称に造られたフランス式整型庭園。とくに見事なのが「ローズガーデン」で、例年5月下旬から6月下旬頃と10月中旬から11月上旬頃に多種多様なバラが咲き誇ります。
噴水地の横にあるレストラン「一色堂茶廊」はひと休みにピッタリです。
楽しい体験が盛りだくさんなことも、この公園の魅力です。「箱根クラフトハウス」では、陶芸や吹きガラス、サンドブラストなどに加え、ポタリ―ペインティングと切子の体験メニューも。
そのほか、大正時代から続く茶室「白雲洞茶苑」で、厳かな雰囲気のなかお茶体験をするのも心が落ち着きます。さらに正門近くには熱帯植物館があり、推定樹齢140年で日本最古といわれるブーゲンビレアも観賞できます。