杉本寺は鎌倉駅から徒歩約25分。
もしくは東口改札前のバスロータリーから5番乗り場の京急バスに乗って約10分。バス停「杉本観音」を下りて約1分歩くと、左側に入口の階段が登場します。
二階
杉本寺は鎌倉駅から徒歩約25分。
もしくは東口改札前のバスロータリーから5番乗り場の京急バスに乗って約10分。バス停「杉本観音」を下りて約1分歩くと、左側に入口の階段が登場します。
二階堂というエリアにある杉本寺からは、鎌倉薪能で有名な「
鎌倉宮」や学問の神、菅原道真公を祀る「荏柄天神社」などへ歩いて10分ほどで行けます。そこから
鶴岡八幡宮を経由し、ゆっくり散策しながら鎌倉駅に戻るのもおすすめです。
杉本寺は、734年に建立された鎌倉最古のお寺。
関東各地に点在する「坂東三十三観音」の一番礼所であり、霊場巡りをする巡礼者でにぎわいます。
階段を登った仁王門の左右には仁王像があり、奈良
東大寺の仁王像を手がけた仏師、運慶作との言い伝え。右側に開口の阿形(あぎょう)像、左側に口を結んだ吽形(うんぎょう)像があり、かなり間近まで行って見られます。
そして目の前に現れるのが苔むした階段。
現在は通行止めになっていますが、はためく白い奉納旗とあわせてぜひ写真に収めておきたい美しさです。
その右手には大蔵弁財天堂、左手には本堂へと向かう階段があります。
本堂は靴を脱いで拝観可能。さまざまな十一面観音や地蔵菩薩などが見られます(堂内は撮影禁止なのでご注意ください)。
また巡礼用品やお守りなどが販売されており、中でもランドセルの形をしたお守りや、「福だるま」というおみくじもお土産におすすめです。
本堂の右横には鐘楼堂、五輪塔群、地蔵尊、権現堂があります。
小さなお寺ですが見どころ満載。境内のあちこちに咲く季節の花々を楽しみながら、時間を忘れて過ごせます。
なお、8月10日には「四万六千日大祭」が開催されます。
この日に観音様をお参りすると、46,000日分お参りしたのと同じご利益が得られるのだそう。6:00から大護摩供と三十三観音経読誦、10:00から大法要が行われます。観音様のご利益にあやかりたい方は、一年に一度の機会なのでお見逃しなく。