九頭龍神社（本宮）

芦ノ湖東岸の中ほどにある「箱根園」から歩いておよそ20分。豊かな自然が広がる「箱根九頭龍の森」入り口で入園料（大人600円、4歳～小学生300円）を支払い、さらに湖岸沿いに5分ほど歩くと「九頭龍神社」の本宮に着きます。神社は参拝自由ですが、「箱根九頭龍の森」の入園時間（9:00-17:00、季節により変動あり）があるので注意しましょう。

この神社は、奈良時代に芦ノ湖で暴れていた毒龍を万巻上人が調伏し、龍神として祀ったという伝説に由来するパワースポット。開運隆盛、金運守護、商売繁盛とともに、その龍神から恋のパワーがいただけると話題になり、とくに女性に人気を集めています。元箱根エリアの「箱根神社」境内にあるのは分社された新宮で、こちらが本宮！　 切なる願いは、やはり本宮に足を運んでみては？

境内には朱色の社殿のほか、龍神と関わりの深い弁財天を祀る「弁財天社」、少し離れた場所には、こちらも龍神である白龍を祀る「白龍神社」も鎮座。3社にお参りして、運気をアップさせるのがおすすめです。

なお、境内に人が常駐する社務所はありませんが、「箱根神社」のお札所でこちらのお守りなどをいただくことができるので、ぜひ足を延ばしてみましょう。

さらに注目は、毎月13日に行なわれる「月次祭（つきなみさい）」です。朝7:30から9:30までの間に元箱根港の遊覧船乗り場で受付を済ませ、往復乗船券1,500円を購入。特別運航の遊覧船で神社へ向かい、申し込みをすると祈祷などが受けられるという、月に一度だけの特別な祭事です。祈祷を申し込む場合は、乗船乗り場受付で申し出て、2,000円以上を納めましょう。

様々な神事を終え、帰りの便で元箱根港に到着した後は「箱根神社」へ。引換所で神札と撒下品（龍神水）をいただくことができます。