越前大仏(えちぜんだいぶつ)は、福井県勝山市の大師山清大寺(だいしざんせいだいじ)に安置されている大仏です。1987(昭和62)年に落慶した清大寺は、大実業家である多田清の一大願心で建立されました。
越前大仏(えちぜんだいぶつ)は、福井県勝山市の大師山清大寺(だいしざんせいだいじ)に安置されている大仏です。1987(昭和62)年に落慶した清大寺は、大実業家である多田清の一大願心で建立されました。
中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟にある龍門奉先寺坐像をモデルに造られた越前大仏は、像高が17mもあり、その大きさは奈良の大仏より2m余りも上回る壮大なスケール。大仏の両脇には4体の仏像が並び、さらに壁一面に並ぶ1,281体もの仏像は圧巻です。
境内には、高さ75mを誇る五重塔、きらびやかな九龍壁、景観が美しい日本庭園など見どころも多く、訪れた人々を魅了します。