1970年に大阪・千里丘陵で開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備してできたのが、「万博記念公園」です。2025年には二度目の大阪・関西での万博開催が決まり(場所は此花区の夢洲)、この万博記念公園
1970年に大阪・千里丘陵で開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備してできたのが、「万博記念公園」です。2025年には二度目の大阪・関西での万博開催が決まり(場所は此花区の夢洲)、この万博記念公園にも再び注目が集まってきました。
大阪モノレールの万博記念公園駅を降り、駅の改札を出てスロープを降りて進んだところの左手に見えてきます。広大な敷地面積は約260haで、これは東京ドーム約55個分の広さだとか。ファミリーやグループをはじめ、あらゆる世代の人たちが楽しんでいる姿を見かけます。また、スポーツイベントやコンサート、花や紅葉などに関する祭りも数多く開催されています。
「日本さくら名所100選」にも選ばれているように、春の桜の時期には大きな賑わいを見せるのをはじめ、初夏のバラ、夏のハス、秋のコスモス、冬のロウバイなど、一年中さまざまな花を楽しめます。
静かな時間を過ごしたい人やデートにおすすめなのは、大阪万博出展のために日本の造園技術の粋を集めて造られた日本庭園。上代・中世・近世・現代の4庭園で構成され、各時代の庭園様式を見ることができ、わび・さびの世界に時を忘れる贅沢な散歩道へといざないます。
また、EXPO’70パビリオンは、当時の鉄鋼館を利用して開設されたもの。大阪万博の映像や写真などを展示しています。もちろん、シンボルの太陽の塔はSNS映えするスポット。太陽の塔内部への入館は予約優先なので、前日までの予約がおすすめです。外観だけでも見応え十分なランドマークなので、中に入らなくてもぜひ訪ねてみてください。
園内にある大阪日本民芸館は、大阪万博開催当時のパビリオンのひとつで、ここのミュージアムショップでは、こだわりある国内外の焼物や漆器などを買うことができます。
また、万博記念公園に隣接している「生きているミュージアム ニフレル」やショッピングモールを擁する大型商業施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」も併せて巡れば、一日中このエリアで過ごすのにも事欠きません。
そしてひと足のばせば、サッカーファンおなじみの「Panasonic Stadium Suita」(市立吹田サッカースタジアム)をはじめ、野球場やテニスコート等もあります。