万博記念公園の南側に広がる大型複合商業施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」の一角にあるのが、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」。
ニフレルは、大阪天保山にある「海遊館」が長年の水
万博記念公園の南側に広がる大型複合商業施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」の一角にあるのが、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」。
ニフレルは、大阪天保山にある「海遊館」が長年の水族館運営で培った飼育技術と経験を活かし、今までにない施設を目指して誕生しました。そのコンセプトは「感性にふれる」。
ニフレルの大きな特徴は、まるでギャラリーのようユニークな展示方法。魚群を見るとか自然の中で生活する姿に出合うなどの、いわゆる水族館、動物園のイメージではなく、生き物をアートのように展示し、個性を見せる工夫がなされています。
館内に配置されているのは8つのゾーン。「わざにふれる」ゾーンでは水を噴いたり、砂に隠れる魚たちを見ることができ、「およぎにふれる」は、魚たちが泳ぐ影と水の波紋が重なるアーティスティックな空間で不思議な体験ができます。そのほか、「いろにふれる」「みずべにふれる」「うごきにふれる」「つながりにふれる」「かくれるにふれる」など、テーマごとに異なる楽しみ方が体験できます。
オブジェのようにスタイリッシュな水槽や、幻想的な照明など、展示の仕方にもさまざまな工夫がこらされ、とても斬新。
中~大型動物エリアでは、館内にホワイトタイガーやミニカバなど大型動物がいることにも、ちょっと驚かされます。2021年6月18日にはミニカバのメスの赤ちゃん「テンテン」が誕生し、人気者に。また、鳥が放し飼いになっているエリアでは、色鮮やかなエボシドリなど珍しい鳥が頭上を飛んでいる光景にも出合えます。