大阪の交通の大動脈、Osaka Metro御堂筋線は、この通りの下を走っています。梅田駅からなんば駅まで、どこで降りても地上に出れば、そこにある大通りが御堂筋。市の中心部を南北に貫く、大阪の代表的なメインス
大阪の交通の大動脈、Osaka Metro御堂筋線は、この通りの下を走っています。梅田駅からなんば駅まで、どこで降りても地上に出れば、そこにある大通りが御堂筋。市の中心部を南北に貫く、大阪の代表的なメインストリートです。
北の梅田から船場・島之内を経由して、南の難波まで全長約4km。道幅は43.6mとゆったりしていて、6車線全線が南方向の一方通行。日本の道路としては珍しい通りです。日本の道100選のひとつにも選ばれています。行き届いた整備と通りの広さから、大阪国際女子マラソンや大阪マラソンなど、大規模なマラソン大会のコースとしても使用されています。
「御堂筋」というちょっと変わった名前は、北御堂(本願寺津村別院)と南御堂(真宗大谷派 難波別院)の二つの寺院が沿道にあることに因んでいます。沿道には約970本のイチョウが植えられ、電線を地中化させるなど、都心のオアシスづくりを目指し、大阪市が御堂筋の景観整備に積極的にかかわっています。
また、ここは銀行や企業の本支店など、ビジネスの中枢となる拠点機能が数多く集まっているエリアでもあります。平日はビジネスマンでいっぱいのオフィス街も、夜は静かで落ち着いた大人の街の表情を見せます。
道頓堀や心斎橋、夷橋の雑踏がすぐ近くとは思えないほど静かです。ビル街の夜景や夜風が心地良く、歩道も広くてとても歩きやすいです。心斎橋界隈の高級ブランドショップも、この通り沿いにあると違和感なく街並みになじみ、ウィンドウショッピングするだけでもおしゃれな気分に!
新緑の春、涼しい木陰をつくる夏、そして黄金色に葉が染まる秋。落葉する冬は寂しいと思いきや、11月初旬から12月末までは全区間がライトアップされる光景も見事です。冬の風物詩として多くの人が楽しみにしています。