高野山(こうやさん)は和歌山県伊都郡高野町にある地域の名前。標高約900mの山上盆地に約1200年前、弘法大師(空海)が開いた真言密教の聖地です。総本山は金剛峯寺であり、明治以前は高野山全体が寺の境内地であ
高野山(こうやさん)は和歌山県伊都郡高野町にある地域の名前。標高約900mの山上盆地に約1200年前、弘法大師(空海)が開いた真言密教の聖地です。総本山は金剛峯寺であり、明治以前は高野山全体が寺の境内地である一山境内地として金剛峯寺と高野山は同義とされてきました。山内は奥之院と壇上伽藍を二大聖地とし、現在もなお信仰を求める多くの人々が訪れます。
117ある寺院のうち52の寺院は宿坊として開かれており、一般の参拝客も宿泊可能。紅葉の名所としても知られ、例年10月下旬~11月上旬に見頃を迎えます。
2004(平成16)年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」として高野山を含む3つの霊場とそれらを結ぶ参詣道が世界遺産に登録されました。