天寧寺(てんねいじ)は広島県尾道市の千光寺山の麓にある曹洞宗のお寺です。
境内には1388(嘉慶2)年に足利義詮(あしかがよしあきら)が建立したと伝わる海雲塔があり、国の重要文化財に指定されています。現在
天寧寺(てんねいじ)は広島県尾道市の千光寺山の麓にある曹洞宗のお寺です。
境内には1388(嘉慶2)年に足利義詮(あしかがよしあきら)が建立したと伝わる海雲塔があり、国の重要文化財に指定されています。現在は三重塔ですが、建築当時は五重塔だったとか。この塔越しに尾道市街を見下ろすことができ、尾道を代表する風景になっています。
また、本堂左手の羅漢堂には、江戸時代後期から明治初期の約60年の間に寄進された五百羅漢が526体並んでいます。ずらりと並ぶ姿は一見の価値あり。五百羅漢の下にある座禅堂では、座禅体験も可能(毎週火・木曜の6:30~と日曜の7:00~、要予約)。
また、天寧寺は満願成就を願い古寺を巡る「尾道七佛めぐり」の寺のひとつになっています。さらに、 春にはしだれ桜やハクモクレン、ボタンが咲き誇る人気の花見スポットです。