心斎橋

心斎橋は1622（元和8）年に長堀にかけられた橋の名前です。開削した4名のうちの1人、岡田心斎の名前に由来しているとか。1962（昭和37）年に長堀川が埋め立てられたために橋は撤去され、1964（昭和39）年に歩道橋として復活。その後、地下鉄工事のために再度、撤去され、クリスタ長堀の完成後、元の心斎橋の位置に石造の心斎橋の一部がガス灯と共に復元されています。

心斎橋は御堂筋から一本東へ入った心斎橋筋を中心に、百貨店や老舗の名店、海外のブランド店、ホテルなどが建ち並ぶ、ミナミを代表する繁華街のひとつ。そして「東の銀座、西の心斎橋」と並び称せられるように、大阪の名店、老舗が集まっているエリアです。

御堂筋から一本東にある心斎橋筋は、大きく3つの商店街に分けられます。
長堀通の南側から宗右衛門町通まで南北に約580m続く、心斎橋筋商店街のアーケード内はいつも人であふれかえり、平日で約6万人、日曜・祝日には約12万人もの買い物客が訪れるといわれることも。

長堀通の北側にも商店街が続いています。心斎橋筋北商店街とせんば心斎橋筋商店街です。心斎橋一帯はウインドウショッピングするだけでも楽しいエリア。また、心斎橋の南側、宗右衛門町には歓楽街のミナミがあり、西心斎橋の周防町筋周辺は若者向けのトレンドスポット、通称アメリカ村もあります。心斎橋を中心に、さまざまな街が広がり、新たなにぎわいをつくり出しています。