明治時代に外国人向けホテルが建っていたという、歴史ある小涌谷の広大な敷地にあるのが「岡田美術館」です。
こちらは、日本・中国・韓国など東洋の美術品を中心にしたミュージアム。日本画では、俵屋宗達、尾形光
明治時代に外国人向けホテルが建っていたという、歴史ある小涌谷の広大な敷地にあるのが「岡田美術館」です。
こちらは、日本・中国・韓国など東洋の美術品を中心にしたミュージアム。日本画では、俵屋宗達、尾形光琳などの琳派、喜多川歌麿や葛飾北斎らの浮世絵、円山応挙や伊藤若冲など京都の絵師、横山大観や速水御舟など近現代の巨匠の作品といった幅広いコレクションが自慢です。
岡田美術館は、展示作品だけでなくその規模も規格外です。床面積は約5000平方メートル、展示室は5フロア、15室に分かれていて、常時約450点の作品を展示。照明を落とした静謐な空間が広がっていて、企画展によっては1フロアを絢爛豪華な金屏風で埋め尽くすなど、展示手法やスケール感にも驚かされます。
とても広いため歩きやすい靴で行くのがおすすめですが、ちょっと疲れたら、こちらの名物でもある足湯カフェへ。気持ちのいいオープンエアの空間で、風神・雷神の大壁画『風・刻(かぜ・とき)』(福井江太郎作)を前にくつろげるもの。100%源泉かけ流しの足湯に浸かりながら、ドリンクやスイーツが味わえますよ。こちらの足湯は、美術館入館者は無料で利用できます(足湯のみ利用の場合は有料)。
また、敷地内には庭園や和の食事処、ミュージアムショップも点在しています。