石浦神社は兼六園と金沢21世紀美術館のすぐ近くにある古社。その歴史は長く、誕生したのは紀元前203年。日本神話に登場する大物主大神(おおものぬしのおおかみ)をはじめ、強いパワーを持つ神々をご祭神とし、加賀藩
石浦神社は兼六園と金沢21世紀美術館のすぐ近くにある古社。その歴史は長く、誕生したのは紀元前203年。日本神話に登場する大物主大神(おおものぬしのおおかみ)をはじめ、強いパワーを持つ神々をご祭神とし、加賀藩歴代藩主の崇敬も厚かったと伝わります。
縁結びにご利益があると評判で、恋愛成就を願う人々にとってのパワースポットになっています。さらに最近SNSで注目を集めているのが、水玉やストライプからチェックまで、インスタ映えしそうな石浦神社のお守り。中でも水玉のお守りは「丸く収まる」という意味があって人気。さらに念入りに絵馬に願いを託す場合は、ピンクのハートが描かれた絵馬がずらりと掛けられた「絵馬の道」に奉納しましょう。
本殿の横にある鳥居を進んだ先には広坂稲荷神社があり、こちらは足腰強靭にご利益があるとのこと。珍しい足の形をした絵馬があり、名前と年齢を書いてすぐ側の御神池に浮かべると足が丈夫になると伝わります。本殿の前には珍しい逆さ狛犬が鎮座しているので、雲を蹴りあげる勇壮な姿を写真に収めましょう。
意外と知られていませんが、石浦神社の境内にはユニークな「包丁塚」と「すし塚」があります。すし塚はおいしいお寿司が食べられる金沢の風土にちなんでつくられたそう。包丁塚のほうは、料理の腕が上がるようにという願いのほか、悪縁を切り、良縁を結ぶことで縁結びにつながるという意味が込められています。