横浜中華街にある「横浜関帝廟」は、三国時代に活躍した実在の武将、関聖帝君(かんせいていくん)を祀る廟です。その歴史は古く、1862(文久2)年、ひとりの中国人が現在の地に関羽の木像を置き、ささやかな祠を開い
横浜中華街にある「横浜関帝廟」は、三国時代に活躍した実在の武将、関聖帝君(かんせいていくん)を祀る廟です。その歴史は古く、1862(文久2)年、ひとりの中国人が現在の地に関羽の木像を置き、ささやかな祠を開いたことがはじまりといわれています。1871(明治4)年には、華僑たちの募金によって本格的な関帝廟が建立。その後は、関東大震災、大空襲、火災と3度の焼失と再建を経て、現在では中華街に暮らす人々だけでなく、多くの観光客も訪れる横浜中華街のシンボルとなりました。
関聖帝君は、交通安全・商売繁盛・入試合格・ 学問などにご利益があるとされています。他に、国泰平安の神様・玉皇上帝(ぎょくこうじょうてい)、金運や財産安全の神様・福徳正神(ふくとくせいしん)、健康・縁談・安産などにご利益があるとされる観音菩薩も祀られています。廟内を参拝の際は、境内の受付で線香の購入が必要です。
関帝廟の入口にある牌楼(門)は、地表より約12mの高さ。繊細な木彫の彫刻にきらびやかな金箔が施され、屋根の上には鮮やかな緑色の龍が鎮座しています。廟も、いたるところに細かな意匠が施された豪華絢爛な趣です。極彩色の屋根瓦は北京の工房に特別注文してつくられたもの。屋根の上にある、龍と獣神の飾りはなんと陶器細工だそうです。
ライトアップされた様子も美しく、中華街随一のフォトスポットでもあります。