大和井(やまとがー)は、沖縄県宮古島の平良市街の東北に位置する石造りの井戸。石段を下ったところに、大小の切り石が高さ6m以上にわたって円形に積み上げられています。1720年に掘られたものと考えられており、か
大和井(やまとがー)は、沖縄県宮古島の平良市街の東北に位置する石造りの井戸。石段を下ったところに、大小の切り石が高さ6m以上にわたって円形に積み上げられています。1720年に掘られたものと考えられており、かつては井戸にたどり着くまでに2つの門が構えられ、一部の役人だけが使っていたと伝承されています。大和井から約50m西にある「ぶとら井(ぶとぅらがー)」とともに、人々の暮らしとその優れた石工技術を示す遺跡として国の史跡に指定されています。