東京都心から南へ約120kmの太平洋上にある伊豆大島。その中央部にそびえている活火山が標高758mの三原山です。これまでに幾度となく噴火を繰り返し、島の人からは御神火(ごじんか)様として崇められてきました。
東京都心から南へ約120kmの太平洋上にある伊豆大島。その中央部にそびえている活火山が標高758mの三原山です。これまでに幾度となく噴火を繰り返し、島の人からは御神火(ごじんか)様として崇められてきました。
三原山には複数の散策ルートがあり、中でも火口の周りを約45分かけて一周するお鉢巡りのトレッキングコースが人気です。
山頂付近には三原神社が鎮座し、天気が良ければ伊豆半島や遠く富士山まで見渡せる展望も。またゴジラに似た岩をはじめ、ゴツゴツした溶岩からなる山頂周辺の独特な風景も一見の価値あり。
そして三原山の東側には火山噴出物のスコリアで覆われた「裏砂漠」と呼ばれる荒涼としたエリアも。そこは国土地理院発行の地図で「砂漠」と表記されている国内で唯一の場所です。
現地の観光ガイドが主催するハイキングツアーなどに参加して、より深く火山と自然の成り立ちを学びながら三原山登山を楽しむのもおすすめです。