篠栗四国八十八箇所霊場の第十六番札所で塔頭(たっちゅう:小寺のこと)の天王院は第三十六番札所となっている。本尊の「千手千眼観世音菩薩」は、秘仏として厨子の中に安置されているが、10月の第3日曜日の秋季大祭の
篠栗四国八十八箇所霊場の第十六番札所で塔頭(たっちゅう:小寺のこと)の天王院は第三十六番札所となっている。本尊の「千手千眼観世音菩薩」は、秘仏として厨子の中に安置されているが、10月の第3日曜日の秋季大祭の法会の時にご開帳されている。また、全国から多くの僧侶が集まり研鑚を積む伝授や講伝が行われ、阿闍梨と成るための修行、四度加行なども行われる修学、修行の場ともなっている。
紅葉の名所としても知られ、毎年秋には境内を彩る紅葉、楓、どうだんんつつじを観に、多くの観光客が紅葉狩りに訪れる。篠栗四国霊場の札所でもあり、年間を通してお遍路さんも訪れる。