大エジプト博物館が全館オープン 壮大な古代遺産の新拠点
掲載:2025年11月19日更新:2025年11月19日
エジプト・ギザのピラミッド近郊に、20年以上の歳月と総事業費約10億ドル以上を投じた「大エジプト博物館(英:Grand Egyptian Museum)」が、2025年11月1日に公式開館しました。
単一文明に特化した博物館として世界最大規模を誇り、ツタンカーメンの王墓からの財宝5,000点以上をはじめ、巨大なファラオ像や動物の頭を持つ神々の像など、多彩な遺物が時代順・テーマ別に展示されています。
高さ11mのラムセス2世像が迎える大ホールや、光が降り注ぐ開放的な空間、周囲の景観を損なわない洗練された建築も大きな見どころとなっています。
観光再興を担う国家プロジェクトとして位置づけられ、年間500万人以上の来場が期待されている注目の新名所です。




