この日は夕方15時頃に沖縄到着だったのですが、沖縄は夜遅くまで空いてるお店が
沢山あるので、到着直後から開いてるお店を探して、何件かハシゴを…と探していると、
15時から開いてるお店がある？しかも…なんと、ヤギ刺しが食べられると言うじゃ
ないですか！！おおっ、VIVA！沖縄っ(笑)

ってことで、宿について早々、お出かけ。
店に着いたのは17時過ぎくらいで、さすがにまだ夕方も早い時間だからか、店内はまばら…
と思ったら、着席したとたんにドンドン千客万来。早い時間にも関わらず、あっという間の
満席と言う盛況ぶり。すごいっ(^^;

で、店内は昭和のかなり前半のころから使われてるような懐かしい造り(笑)
表部分はカウンターと小上がりだけど、奥に個室が幾つかあって、これがまるで
お茶の間仕様(笑)
落ち着けるような、最近にない雰囲気なので、逆に落ち着かないような(笑)

ともあれ、可愛らしい感じの女将が、愛想よく注文をとりに来たので、
ヤギ刺しと味噌煮を注文。すると、こちらが旅行者であることがすぐにわかったのか、

「ごめんねぇ、今日はメスみたいだったので、玉ちゃんがないのよ」

あれ？玉ちゃん注文まだしてないのに、なんで狙ってるって分かった？
旅行者で、ヤギ刺し食べに来ようとする人は、必ず頼む物なのか？(笑)

あ、ちなみに、玉ちゃんとはメスには無いもので、ヤギ刺しの中でもかなりの
珍味だそうです。はい、お察しの通りの代物ですよー(笑)　残念ながら今回は
食べられなかったけどね(^^;

でも、ヤギ刺しがかなり個性があったので、頼んだ品数は少なくても、結構満足♪
皮の部分は、豚のミミガーのようにコリコリとした食感で、赤身部分は良く締まっていて、
しっかりとした噛み応え。鼻に抜ける匂いが、ケモノ臭といえばケモノ臭。
たとえるなら、ラムのクセを強くした感じで、これ、苦手な人は苦手かなぁ。
ベトナムの山羊肉なんかには見られない独特の匂いなんだけど、山羊の種類が
違うのかしら。それとも調理法なのかしら。

あ、匂いがある＝－要素ではありません。
好き嫌いは分かれる所かもしれませんが、きっとアタックの強い焼酎や、それこそ
沖縄だから泡盛なんかとあわせたら、最高の相性になるんだろうと思われます。
この日はその後もあったので泡盛を控えオリオンビールだったので、ちょーっと
ドリンクが弱かったかな、という気はしましたが(^^;

あと味噌煮ですが・・・ヤギは火を通してもクセが強いと聞いていたので、
味噌煮は赤味噌のコッテリ系かと勝手に思っていたら、なんと白味噌！
味噌に優しい物を使ってる分、インパクトの強いヨモギとあわせてあるんですねー。
ヤギ汁にヨモギが入ってるのは知ってたけど、煮物にも入るのかー。

なにはともあれ、どっちも自分には珍しい♪
世の中、まだまだ食べたことの無いもの、知らない食べ物が沢山あるね♪
もっともっと、食べつくさなきゃ♪
場所は国際通りから、若干路地に入ったくらいの所なので、旅行者にも行きやすい
場所にあると思います。他にも沢山沖縄料理はあるけれど、ヤギ料理も沖縄ならでは。
ご興味のある方は、ぜひオススメしますよ♪