64 リストランテ ウミリア
- イタリア料理
- パスタ
トラベルコ評価3.5
クチコミ
「リストランテウミリア」
訪問 2012.07
「RISTORANTE UMIRIA(リストランテウミリア)」@みなとみらい(☆☆彡) 横浜に待望された新時代のリストランテがグランドセントラルテラスのオープンとともに誕生。 イタリアはジェノバにあるミシュラン星付きレストラン「Baldin(バルディン)」で腕を磨いた小口貴文シェフを筆頭に、ジャパンケーキショーのチョコレート工芸菓子部門にて銀賞の経験のあるパティシェ平林昇さんら5人のスペシャリストの店。イタリアの伝統料理をベースに、横浜の海をテーマに現代風に表現しているそうです。 今までにないアプローチで美しさと驚きと美味しさが共演します。 グランドセントラルテラスでも横浜美術館側の階段を上がった2階。 広いウッドデッキに吊り下げられる形の金属製の白い編み籠のイスが並んでいます。ダイニングの窓は全開で梅雨の晴れ間の気持ちよい空気が通り抜けていました。 レストランの入り口は海をイメージしていると思われる青系の横縞モザイクもようの壁とシンプル。 中は白一色の壁の広々した空間。テーブルクロスも白で、テーブルの上に備え付けられたナプキンも渦巻きのように綺麗にセッティングされています。 12年6月30日夜の来訪。 本
「リストランテウミリア」
訪問 2012.07
「RISTORANTE UMIRIA(リストランテウミリア)」@みなとみらい(☆☆彡)
横浜に待望された新時代のリストランテがグランドセントラルテラスのオープンとともに誕生。
イタリアはジェノバにあるミシュラン星付きレストラン「Baldin(バルディン)」で腕を磨いた小口貴文シェフを筆頭に、ジャパンケーキショーのチョコレート工芸菓子部門にて銀賞の経験のあるパティシェ平林昇さんら5人のスペシャリストの店。イタリアの伝統料理をベースに、横浜の海をテーマに現代風に表現しているそうです。
今までにないアプローチで美しさと驚きと美味しさが共演します。
グランドセントラルテラスでも横浜美術館側の階段を上がった2階。
広いウッドデッキに吊り下げられる形の金属製の白い編み籠のイスが並んでいます。ダイニングの窓は全開で梅雨の晴れ間の気持ちよい空気が通り抜けていました。
レストランの入り口は海をイメージしていると思われる青系の横縞モザイクもようの壁とシンプル。
中は白一色の壁の広々した空間。テーブルクロスも白で、テーブルの上に備え付けられたナプキンも渦巻きのように綺麗にセッティングされています。
12年6月30日夜の来訪。
本日はみぃさんとしんくんの結婚を祝っての食事会。18時の予約で、れいさんにひらめさんが来てくれました。
本来は「サローネ」で行うのが望ましかったのですが、急に土曜のディナーをとることはできません。こちらは先日「ふく西」に伺ったときに気になったお店。水曜日は定休日でしたので、営業を見ることはそのときできなかったのですが、ネットで見ると結構良さそうなので、お二人のお祝いの席に用意させていただきました。
【一休限定】通常16,065円→9,500円! みなとみらいを眺めながら 至福のディナーを・・・ 9500円
事前に注文したメニューはこれ。今見てもこのコースはありませんので、開店記念的なものなのかもしれません。それともUMIRIAコースがこれに当たるのでしょうか。
愛媛県産 飲むゆず酢(ソーダー) (525円)
最初に食前酒。他の方はスパークリングワインでしたが、ぼくはこのゆず酢のソーダ割りを。
グラスがとても面白い形。味はゆずソーダで酢の味はあまりしないので良かった。
宮崎県産マンゴジュース 630円
最初の飲み物はこれを。濃厚なマンゴーのジュース。本物です。
シチリア産ブラッドオレンジジュース 630円
2杯目はこれ。
幸せの始まり
アラカルトの名前は「大トロのクッキャイオ トリュフのパッリーナ仕立て (630円)」です。
白いお皿にワイングラスをかぶせたような大きなガラスの蓋。中は白い煙で満たされています。
開け放たれると、そこにはワンスプーン料理が。小さなグラスにはドライアイスが落とされているようで、白い煙が上がっています。
アルギン酸塩で球形ジュースのようにした卵黄。その下には少量だけど大トロです。この香り付けにはトリュフが使われていました。扈魅惑的な香りに相性の良い卵がトロリと重なります。
大地からの贈り物
アラカルトの名前は「野菜のカルテット 15種の味わいをバックに詰め込んで (1470円)」です。
ガラスの四角いさらに盛りつけられた美しい前菜。15種類の野菜を詰め込んでいるそう。
土台のスポンジを始め少し甘い味付けがされていて、デザート的な感覚でいただけます。
左の赤い粉はトマトのパウダー。その下には透明なトマトのジュレがうっすら敷かれていて、すくっていただいたり、他のものに会わせたりしていただけます。
上には極薄のゴボウチップス。
左からとろとろの茄子、カボチャのムース、インゲン、グリルしたゴーヤと空豆、ドライにしたトマト、カリフラワーのピラミッド型ムースだと思います。
右にはクリーミーな赤パプリカのソースでした。
前菜に合わせるパンはチーズとオリーブオイルのパン。
海の花束
アラカルトの名前は「濃厚な渡り蟹のアーリォ・オーリオ 3種のタリオリーニ (1890円)」だと思います。
これがもの凄く美味しい。
手打ちパスタは3種類です。オレンジ色のやや幅広のパスタには渡り蟹が練り込んであり、それだけでも味わいが良い。白くやや細めのパスタにはレモンが練り込んであって爽やか。緑は海藻を練り込んであるそうです。上の魚の皮のように見えるのはパリパリに焼いてある蟹みそのチュール。これは驚きました。ツルンとした口当たりの緑の海藻に、渡り蟹の爪の身が混ぜ込まれています。
絡めてあるソースも魚介だしなのかな? 実に美味しい。
このパスタに合わせるのは上質な小麦粉の白いパン。
空へ羽ばたく鳥のパズル
アラカルトの名前は「佐賀県産 有田鶏のいろいろなラビオリ (1890円)」です。
これまた面白い皿です。斜めの皿で中央が窪んでいるのですが、そこにラビオリの皮が蓋しているように見えます。
この皮をナイフで十字に切り羽を広げるように中へ。
煮込まれた有田鶏にその様々な部位といろいろな形の小さなラビオリが入っています。ハート形のラビオリには心臓の肉が詰め込まれている等凝っていますね~。それぞれにレバーだったり、ハーブが変わっていたり、ガッツリした食感だったりと鶏の宝石箱のような一皿。クリームベースの味付けです。
また、表の蓋もソースにつけて食べられます。これがバーナーで表面を炙っているので香ばしさが味わえるもの。面白いです。
合わせるパンは甘い無花果と食感良い胡桃のパン。
UMIRIA
アラカルトの名前は「黒鮑のヴァポーレ 白いヴェールに包まれて(2940円)」だと思います。
店名を冠するこの皿は開いた貝のようなガラス皿。
エビ、イカ、アワビに鮑の肝のソースを絡み合わせ、上にはフワフワのメレンゲとオリーブオイル。横にはオリーブのソースに刻んだエシャロットを混ぜているような感じでした。
鮑は寿司屋のそれのようにしっとりして柔らかな口当たり。
合わせるパンはローズマリーを練りこんであるフォカッチャ。
想いの結晶
アラカルトの名前は「仙台牛 サーロインのコットゥーラバッサ 自家製モスタルダ添え (4200円)」
凄まじよく良い肉質の仙台牛サーロイン。優しくじっくり火入れしてとろけるような口当たりに仕上がっています。上には「山田チカラ」のキヌアのようなフォアグラのパウダーです。それと徐々にとろけて広がる甘く塩気もしっかりしたソース。ガッツリ美味い。アラカルトの値段も納得せざるを得ません。
右には自家製モスタルダ。豆等も入っており、甘いと想像すると裏切られる味付け。生姜の香りをぼくは感じたけど、たべた人間によっていろいろ簡素が異なる不思議なモスタルダでした。
前菜は良かったけどメインで下がるフレンチやイタリアンはよくありますが、こちらは上り詰めて行きますね~。
このときのパンは今までの中で好きなものを注文します。ぼくは肉なのでローズマリー入りのフォカッチャをいただきました。
恋する天使
アラカルトの名前は「ラズベリーローズと濃厚なバニラアイスのドーム仕立て(2520円)」。
これは上り詰めた上に突き抜けた感じのデザート。昇天悶絶ものです。バラの香りが素晴らしい。
中空になったガラスの皿の中には乾燥したバラの花びらなど。上のくぼみに苺やラズベリー、ブルーベリー等のベリー系フルーツとラズベリーローズのバラ香るジュレがソースと共に乗っています。
中央にネジネジして鎮座しているのはラズベリームースにラズベリーのジャム、バニラアイスにクリーミーなムースが積み重ねられたものです。整形して表面をバーナーで炙って陰影をつけています。そこにはサクサクしたビスケット生地。上には天使の輪のように渦巻く飴が。これは近年稀に見る極上のデザートです! このデザートだけでもお店ができるのではないだろうか。
最後のカフェはカプチーノを。
コーヒー豆はホノ・ローステリア社のネクタードーロ(黄金の雫)を使用。シネッソ車のエスプレッソマシンで入れるそう。
と、ここまで書いて、とても提灯生地に見える(笑)。
後はこのクオリティーをどこまで維持できるのか、通常営業の10500円のコースでどこまでこのような素晴らしい内容でいられるのか注目です。
再訪して良ければ☆☆☆にすぐなります。ならなかった理由はいろいろありますが、それはここには書いてない些末なことばかりです。。。
横浜に待望された新時代のリストランテがグランドセントラルテラスのオープンとともに誕生。
イタリアはジェノバにあるミシュラン星付きレストラン「Baldin(バルディン)」で腕を磨いた小口貴文シェフを筆頭に、ジャパンケーキショーのチョコレート工芸菓子部門にて銀賞の経験のあるパティシェ平林昇さんら5人のスペシャリストの店。イタリアの伝統料理をベースに、横浜の海をテーマに現代風に表現しているそうです。
今までにないアプローチで美しさと驚きと美味しさが共演します。
グランドセントラルテラスでも横浜美術館側の階段を上がった2階。
広いウッドデッキに吊り下げられる形の金属製の白い編み籠のイスが並んでいます。ダイニングの窓は全開で梅雨の晴れ間の気持ちよい空気が通り抜けていました。
レストランの入り口は海をイメージしていると思われる青系の横縞モザイクもようの壁とシンプル。
中は白一色の壁の広々した空間。テーブルクロスも白で、テーブルの上に備え付けられたナプキンも渦巻きのように綺麗にセッティングされています。
12年6月30日夜の来訪。
本日はみぃさんとしんくんの結婚を祝っての食事会。18時の予約で、れいさんにひらめさんが来てくれました。
本来は「サローネ」で行うのが望ましかったのですが、急に土曜のディナーをとることはできません。こちらは先日「ふく西」に伺ったときに気になったお店。水曜日は定休日でしたので、営業を見ることはそのときできなかったのですが、ネットで見ると結構良さそうなので、お二人のお祝いの席に用意させていただきました。
【一休限定】通常16,065円→9,500円! みなとみらいを眺めながら 至福のディナーを・・・ 9500円
事前に注文したメニューはこれ。今見てもこのコースはありませんので、開店記念的なものなのかもしれません。それともUMIRIAコースがこれに当たるのでしょうか。
愛媛県産 飲むゆず酢(ソーダー) (525円)
最初に食前酒。他の方はスパークリングワインでしたが、ぼくはこのゆず酢のソーダ割りを。
グラスがとても面白い形。味はゆずソーダで酢の味はあまりしないので良かった。
宮崎県産マンゴジュース 630円
最初の飲み物はこれを。濃厚なマンゴーのジュース。本物です。
シチリア産ブラッドオレンジジュース 630円
2杯目はこれ。
幸せの始まり
アラカルトの名前は「大トロのクッキャイオ トリュフのパッリーナ仕立て (630円)」です。
白いお皿にワイングラスをかぶせたような大きなガラスの蓋。中は白い煙で満たされています。
開け放たれると、そこにはワンスプーン料理が。小さなグラスにはドライアイスが落とされているようで、白い煙が上がっています。
アルギン酸塩で球形ジュースのようにした卵黄。その下には少量だけど大トロです。この香り付けにはトリュフが使われていました。扈魅惑的な香りに相性の良い卵がトロリと重なります。
大地からの贈り物
アラカルトの名前は「野菜のカルテット 15種の味わいをバックに詰め込んで (1470円)」です。
ガラスの四角いさらに盛りつけられた美しい前菜。15種類の野菜を詰め込んでいるそう。
土台のスポンジを始め少し甘い味付けがされていて、デザート的な感覚でいただけます。
左の赤い粉はトマトのパウダー。その下には透明なトマトのジュレがうっすら敷かれていて、すくっていただいたり、他のものに会わせたりしていただけます。
上には極薄のゴボウチップス。
左からとろとろの茄子、カボチャのムース、インゲン、グリルしたゴーヤと空豆、ドライにしたトマト、カリフラワーのピラミッド型ムースだと思います。
右にはクリーミーな赤パプリカのソースでした。
前菜に合わせるパンはチーズとオリーブオイルのパン。
海の花束
アラカルトの名前は「濃厚な渡り蟹のアーリォ・オーリオ 3種のタリオリーニ (1890円)」だと思います。
これがもの凄く美味しい。
手打ちパスタは3種類です。オレンジ色のやや幅広のパスタには渡り蟹が練り込んであり、それだけでも味わいが良い。白くやや細めのパスタにはレモンが練り込んであって爽やか。緑は海藻を練り込んであるそうです。上の魚の皮のように見えるのはパリパリに焼いてある蟹みそのチュール。これは驚きました。ツルンとした口当たりの緑の海藻に、渡り蟹の爪の身が混ぜ込まれています。
絡めてあるソースも魚介だしなのかな? 実に美味しい。
このパスタに合わせるのは上質な小麦粉の白いパン。
空へ羽ばたく鳥のパズル
アラカルトの名前は「佐賀県産 有田鶏のいろいろなラビオリ (1890円)」です。
これまた面白い皿です。斜めの皿で中央が窪んでいるのですが、そこにラビオリの皮が蓋しているように見えます。
この皮をナイフで十字に切り羽を広げるように中へ。
煮込まれた有田鶏にその様々な部位といろいろな形の小さなラビオリが入っています。ハート形のラビオリには心臓の肉が詰め込まれている等凝っていますね~。それぞれにレバーだったり、ハーブが変わっていたり、ガッツリした食感だったりと鶏の宝石箱のような一皿。クリームベースの味付けです。
また、表の蓋もソースにつけて食べられます。これがバーナーで表面を炙っているので香ばしさが味わえるもの。面白いです。
合わせるパンは甘い無花果と食感良い胡桃のパン。
UMIRIA
アラカルトの名前は「黒鮑のヴァポーレ 白いヴェールに包まれて(2940円)」だと思います。
店名を冠するこの皿は開いた貝のようなガラス皿。
エビ、イカ、アワビに鮑の肝のソースを絡み合わせ、上にはフワフワのメレンゲとオリーブオイル。横にはオリーブのソースに刻んだエシャロットを混ぜているような感じでした。
鮑は寿司屋のそれのようにしっとりして柔らかな口当たり。
合わせるパンはローズマリーを練りこんであるフォカッチャ。
想いの結晶
アラカルトの名前は「仙台牛 サーロインのコットゥーラバッサ 自家製モスタルダ添え (4200円)」
凄まじよく良い肉質の仙台牛サーロイン。優しくじっくり火入れしてとろけるような口当たりに仕上がっています。上には「山田チカラ」のキヌアのようなフォアグラのパウダーです。それと徐々にとろけて広がる甘く塩気もしっかりしたソース。ガッツリ美味い。アラカルトの値段も納得せざるを得ません。
右には自家製モスタルダ。豆等も入っており、甘いと想像すると裏切られる味付け。生姜の香りをぼくは感じたけど、たべた人間によっていろいろ簡素が異なる不思議なモスタルダでした。
前菜は良かったけどメインで下がるフレンチやイタリアンはよくありますが、こちらは上り詰めて行きますね~。
このときのパンは今までの中で好きなものを注文します。ぼくは肉なのでローズマリー入りのフォカッチャをいただきました。
恋する天使
アラカルトの名前は「ラズベリーローズと濃厚なバニラアイスのドーム仕立て(2520円)」。
これは上り詰めた上に突き抜けた感じのデザート。昇天悶絶ものです。バラの香りが素晴らしい。
中空になったガラスの皿の中には乾燥したバラの花びらなど。上のくぼみに苺やラズベリー、ブルーベリー等のベリー系フルーツとラズベリーローズのバラ香るジュレがソースと共に乗っています。
中央にネジネジして鎮座しているのはラズベリームースにラズベリーのジャム、バニラアイスにクリーミーなムースが積み重ねられたものです。整形して表面をバーナーで炙って陰影をつけています。そこにはサクサクしたビスケット生地。上には天使の輪のように渦巻く飴が。これは近年稀に見る極上のデザートです! このデザートだけでもお店ができるのではないだろうか。
最後のカフェはカプチーノを。
コーヒー豆はホノ・ローステリア社のネクタードーロ(黄金の雫)を使用。シネッソ車のエスプレッソマシンで入れるそう。
と、ここまで書いて、とても提灯生地に見える(笑)。
後はこのクオリティーをどこまで維持できるのか、通常営業の10500円のコースでどこまでこのような素晴らしい内容でいられるのか注目です。
再訪して良ければ☆☆☆にすぐなります。ならなかった理由はいろいろありますが、それはここには書いてない些末なことばかりです。。。
店舗情報
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ジャンルイタリア料理 パスタ
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営業時間[月-日]11:00-15:30、[月]18:30-23:00、[火-日]18:00-23:00
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連絡先045-232-4919
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住所
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価格帯¥10,001~¥15,000
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定休日不定休
ご利用される際は、掲載情報についてご自身で店舗に確認をしていただくようお願いいたします。