クチコミ
「ふぐ割烹 うえ村」
訪問 2014.03
「ふぐ割烹 うえ村」@反町(☆☆) 知られていない店を発掘してくれるところにミシュランの横浜・湘南は意外な力を発揮してくれます。 こちらは2013年から☆がついている割烹。冬のメインはふぐです。 こういう素晴らしいお店がまだまだ知られていない可能性があるのだなぁと楽しくなりました。 反町駅の横の車1台が通れる程度の細い路地に面したお店。 前面は和の割烹のそれで何の変哲もないと言ってしまうと失礼か。とてもミシュランで☆を獲得している店とは、通るだけでは気がつかないでしょう。白い塗り壁の下が波打つ木の壁で、なんとなくふぐの模様を思い出しました。 中を入ると、左にカウンター席、右にテーブル席。 14年2月27日夜の来訪。 夕食はこちら。タクシーで精華の上を右に曲がって住宅街を抜けるような形で伺う。 ふぐ(小)コース+白子焼き 19000円 ふぐは3月までとのことで、それ以降は白子がよくなくなってしまうとのこと。 前菜) 最初は煮凝りです。 口に入れるとさらりと液体化する素晴らしい煮凝りで、その穏やかな醤油の風味に詰め込まれた旨味が素晴らしい。 スターターとしてフグの味わいを楽しめます。中には刻
「ふぐ割烹 うえ村」
訪問 2014.03
「ふぐ割烹 うえ村」@反町(☆☆)
知られていない店を発掘してくれるところにミシュランの横浜・湘南は意外な力を発揮してくれます。
こちらは2013年から☆がついている割烹。冬のメインはふぐです。
こういう素晴らしいお店がまだまだ知られていない可能性があるのだなぁと楽しくなりました。
反町駅の横の車1台が通れる程度の細い路地に面したお店。
前面は和の割烹のそれで何の変哲もないと言ってしまうと失礼か。とてもミシュランで☆を獲得している店とは、通るだけでは気がつかないでしょう。白い塗り壁の下が波打つ木の壁で、なんとなくふぐの模様を思い出しました。

中を入ると、左にカウンター席、右にテーブル席。
14年2月27日夜の来訪。
夕食はこちら。タクシーで精華の上を右に曲がって住宅街を抜けるような形で伺う。
ふぐ(小)コース+白子焼き 19000円
ふぐは3月までとのことで、それ以降は白子がよくなくなってしまうとのこと。
前菜)
最初は煮凝りです。
口に入れるとさらりと液体化する素晴らしい煮凝りで、その穏やかな醤油の風味に詰め込まれた旨味が素晴らしい。
スターターとしてフグの味わいを楽しめます。中には刻んだフグの皮が入っていて、ゼラチン質がまたうれしい。

お茶はほうじ茶。
煮物)

大根の煮物。たらこの入る餡をかけてあります。
柚子の皮が添えられて香り良く、穏やかに美味しい。

ここで薬味の登場。
刻んだ浅葱と紅葉おろし。どちらも丁寧さを感じるものです。
お刺身

こちらで使われているのは天然とらふぐ。その刺身は少し厚めに挽いてあり、噛みごたえも結構あって薄いものよりも淡白なふぐの美味さは格別。薄い美麗なものよりもぼくはこちらの方が好きです。正直、それほどふぐ自体好きではなかったのですが、この店のふぐを食べると好きになりますね。中央には皮のゼラチンの刺身もあり、その下には尾っぽの方らしき筋肉のしっかりした塊のふぐのみがゴロンと置いてあります。その歯ごたえと旨味はとても好ましい。
いただくのは基本ポン酢。先ほどの薬味で味を変えつついただきました。
白子焼き

ここで登場は白子焼き。これが食べたかったのです。表面を矢来た焦げ目が軽くついた白子。塩してありますので、そのままいただく。
熱々で中はトロリンと極上!! 最後に焼いた表面部分が口に残り、その旨味の余韻を噛み締められます。
もちろん、酢橘を搾っていただくのも美味しい。
ここに来たら、これは食べないといけません!!
唐揚げ

骨際のお肉と、尻尾の方と、頭の方が4ピース。どれを取るのかは悩むところ。
カリッと上がった唐揚げで、中のふぐの身は驚くほどジューシー。美味しいなぁ。
サラダ

各種大根のサラダです。新鮮で鎌倉野菜かと思いました。
上には自家製の胡麻ドレッシング。苦みを感じる不思議なドレッシングでした。
ちりしゃぶ

いよいよお鍋。鉄鍋にはられた湯の中には昆布。この昆布が凄い出汁を出しています。

最初に骨の部分を沈め、豆腐を入れてくれます。骨が良い出汁を出すので最後まで入れておくよういわれます。実際、その骨の出汁を感じたのは初めてです。もっとも、ポン酢でいただくときには昆布の味わいが強く、骨の出汁を感じるのは雑炊になったときです。
野菜は水菜と芯が甘い白い葱。こちらはすぐに火が通りので後からで良いと。
ふぐの身は少し厚めで、しゃぶしゃぶのように表面が少し白くなった程度でいただくのが美味しい。もちろん、刺身でも行ける質です。
雑炊

雑炊は鍋の具がなくなったところで大将が厨房で作ってくれます。
ご飯の量は希望を聞いてくださいます。
シンプルに浅葱と溶き卵だけ。

当然のことながら、これが美味い。つい、おかわりをしてしまいました。
新香
雑炊のときに出されたお新香。生姜が効いています。
デザート

花桃の実のシロップ漬け。種まですべて食べられる瓜のような感じでした。上には漬け込んだシロップのシャーベットです。
知られていない店を発掘してくれるところにミシュランの横浜・湘南は意外な力を発揮してくれます。
こちらは2013年から☆がついている割烹。冬のメインはふぐです。
こういう素晴らしいお店がまだまだ知られていない可能性があるのだなぁと楽しくなりました。
反町駅の横の車1台が通れる程度の細い路地に面したお店。
前面は和の割烹のそれで何の変哲もないと言ってしまうと失礼か。とてもミシュランで☆を獲得している店とは、通るだけでは気がつかないでしょう。白い塗り壁の下が波打つ木の壁で、なんとなくふぐの模様を思い出しました。

中を入ると、左にカウンター席、右にテーブル席。
14年2月27日夜の来訪。
夕食はこちら。タクシーで精華の上を右に曲がって住宅街を抜けるような形で伺う。
ふぐ(小)コース+白子焼き 19000円
ふぐは3月までとのことで、それ以降は白子がよくなくなってしまうとのこと。
前菜)
最初は煮凝りです。
口に入れるとさらりと液体化する素晴らしい煮凝りで、その穏やかな醤油の風味に詰め込まれた旨味が素晴らしい。
スターターとしてフグの味わいを楽しめます。中には刻んだフグの皮が入っていて、ゼラチン質がまたうれしい。

お茶はほうじ茶。
煮物)

大根の煮物。たらこの入る餡をかけてあります。
柚子の皮が添えられて香り良く、穏やかに美味しい。

ここで薬味の登場。
刻んだ浅葱と紅葉おろし。どちらも丁寧さを感じるものです。
お刺身

こちらで使われているのは天然とらふぐ。その刺身は少し厚めに挽いてあり、噛みごたえも結構あって薄いものよりも淡白なふぐの美味さは格別。薄い美麗なものよりもぼくはこちらの方が好きです。正直、それほどふぐ自体好きではなかったのですが、この店のふぐを食べると好きになりますね。中央には皮のゼラチンの刺身もあり、その下には尾っぽの方らしき筋肉のしっかりした塊のふぐのみがゴロンと置いてあります。その歯ごたえと旨味はとても好ましい。
いただくのは基本ポン酢。先ほどの薬味で味を変えつついただきました。
白子焼き

ここで登場は白子焼き。これが食べたかったのです。表面を矢来た焦げ目が軽くついた白子。塩してありますので、そのままいただく。
熱々で中はトロリンと極上!! 最後に焼いた表面部分が口に残り、その旨味の余韻を噛み締められます。
もちろん、酢橘を搾っていただくのも美味しい。
ここに来たら、これは食べないといけません!!
唐揚げ

骨際のお肉と、尻尾の方と、頭の方が4ピース。どれを取るのかは悩むところ。
カリッと上がった唐揚げで、中のふぐの身は驚くほどジューシー。美味しいなぁ。
サラダ

各種大根のサラダです。新鮮で鎌倉野菜かと思いました。
上には自家製の胡麻ドレッシング。苦みを感じる不思議なドレッシングでした。
ちりしゃぶ

いよいよお鍋。鉄鍋にはられた湯の中には昆布。この昆布が凄い出汁を出しています。

最初に骨の部分を沈め、豆腐を入れてくれます。骨が良い出汁を出すので最後まで入れておくよういわれます。実際、その骨の出汁を感じたのは初めてです。もっとも、ポン酢でいただくときには昆布の味わいが強く、骨の出汁を感じるのは雑炊になったときです。
野菜は水菜と芯が甘い白い葱。こちらはすぐに火が通りので後からで良いと。
ふぐの身は少し厚めで、しゃぶしゃぶのように表面が少し白くなった程度でいただくのが美味しい。もちろん、刺身でも行ける質です。
雑炊

雑炊は鍋の具がなくなったところで大将が厨房で作ってくれます。
ご飯の量は希望を聞いてくださいます。
シンプルに浅葱と溶き卵だけ。

当然のことながら、これが美味い。つい、おかわりをしてしまいました。
新香
雑炊のときに出されたお新香。生姜が効いています。
デザート

花桃の実のシロップ漬け。種まですべて食べられる瓜のような感じでした。上には漬け込んだシロップのシャーベットです。
店舗情報
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ジャンル日本料理 ふぐ
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営業時間[月-金]17:30-23:00、[土]17:30-22:00
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連絡先045-311-8814
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住所
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価格帯¥15,001~
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定休日日曜日・祝日
ご利用される際は、掲載情報についてご自身で店舗に確認をしていただくようお願いいたします。








