アムステルダムから北東に120㎞にある、「北欧のヴェネチア」と呼ばれている水郷の村ヒートホルンGiethoornは茅葺かやぶき屋根の民家が立ち並びおとぎ話の世界のように美しいです。晴れた日は、空の青、茅葺屋根の茶色、芝生の緑、水路のコントラストが最高です。
アクセスはアムステルダム中央駅から1時間強のZwolleズヴォッレ駅下車、70番バスに乗り村の入り口まで1時間と計2時間半ほどかかりますがアムステルダムから十分日帰り可能です。
景観を保つため村は車両進入禁止、徒歩で回ります。唯一の交通手段は電気式ボートで、全くエンジン音がしません。こういうところからも環境に配慮していることがわかります。
ヒートホルンとは、ヒートGiet=ヤギ、ホールンHoorn=骨、つまり「ヤギの骨」という意味。最初の入植者たちがこの湿地帯に数多くのヤギの角を発見したことから名づけられました。当時は税金支払いのためビート泥炭を発掘したため水路や運河が多くでき、水郷の村となりました。イタリアの水郷の町、ヴェネチアとは真逆の雰囲気で、ヒートホルンは自然と静寂が特徴の水郷の村です。
筆者はオランダの町の中でここヒートホルンが最も好きで、親族や友人がオランダに遊びに来た際には必ず連れてきます。そして、中世の田舎の村に来たようで、誰もが感動します。
もしオランダ観光で1日分余裕があれば、是非このヒートホルンに訪れてみてください。
アクセス:アムステルダム中央駅から1時間強のZwolleズヴォッレ駅下車、70番バスで村の入り口までさらに1時間
Giethoorn ヒートホルン
おとぎの国のような水郷の村
- 投稿日2015/03/26
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。