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コタキナバル (マレーシア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(4人)詳細

今村 志帆 (ツアーガイド、コーディネーター、ライター)

お湯の温度はお好みで!プールも楽しめる常夏の温泉

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  • 地元っ子に人気

コタキナバルから車で約2時間半のポーリン温泉はキナバル国立公園内に湧く温泉。

元々こちらの人たちは熱いお湯に浸かる習慣はありませんが、第二次世界大戦中、当地に駐屯していた日本軍がお湯の沸いている場所があると聞きつけ、地元の人たちに掘らせて公衆浴場として開発したのがこの温泉の生まれたきっかけです。

地元の人たちにとっては温泉というよりプール感覚。敷地内には有料プール(別途3リンギット)もあり、公園入口前には水着や浮き輪などを売っている売店もあって、水遊びに来る地元客で休日はとても賑わっています。

屋外の温泉エリアはキナバル公園の入場チケット(15リンギット)のみで利用できます。小さな浴槽に分かれたスペースと足湯のスペースがあり、浴槽スペースは自分でお湯をためて、入った後抜いていく、というシステム。栓が緩いのでなかなかお湯がたまりません。足湯スペースは常にお湯が張ってあります。

源泉の温度は60度近くあるので、水で薄めて入ります。お客さんが自由にお湯と水の蛇口の水量を調節できるため足湯の温度も熱かったりぬるかったり、その時々で違います。足湯の浴槽は3列あるので、入る前にそれぞれの温度を確かめて適温のところに入りましょう。

泉質は硫黄泉。源泉の周りでは硫黄の匂いが立ち込めています。キャノピーウォークへの山道の上り下りの後、ちょっと足湯に浸かっていくだけでもかなり足の疲れが取れます。

じっくりお湯に浸かって温泉気分を味わいたい方には有料の個室風呂がおすすめです。事前予約ができないので空いているかどうかはその日の運次第ですが、ジャグジー付きの個室風呂は1時間20リンギット、ジャグジーなしの個室風呂は1時間15リンギットで借りられます。

レンタルロッカー(2リンギット)も個室風呂と同じ源泉横の建物の中にあります。タオルの貸し出しはないので忘れずに持参してください。

温泉やプール以外にも、レストラン、宿泊施設、バタフライセンターなど様々な施設があり、滝へと続くトレッキングコースもあります。園内の案内は英語またはマレー語になります。

園内の案内やスタッフの対応言語は英語・マレー語。コタキナバル発のキナバル公園ツアーでは、午前中に公園本部の植物園、午後にポーリンのキャノピーウォークと温泉をまわるのが一般的で、日本語ツアーも催行されています。

2019/11訪問
菅間 勇 (ブロガー)

見所たっぷりで一日いても飽きません!

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ポーリン温泉にはその名の通り「天然温泉」が湧き出ていて、無料の共同浴場と有料浴場があります。無料浴場は誰でも早い者勝ちで利用することができ、バスタブに熱々の源泉を入れ水でうめて入ることができます。有料浴場は個室になっていて1時間単位で利用でき、RM30とRM40の2つの種類があります。

共同浴場の利用方法は水着や服のまま入り、無料の更衣室で着替えることができます。日本のように裸で入る習慣はマレーシアにはありません。わざわざ着替えるなんて面倒な人には「足湯」もあり、気軽にボルネオの天然温泉を味わうことができますよ!

温泉以外にも楽しめるものはたくさんあり、その代表がキャノピーウォークウェイです。他の記事で紹介していますのでそちらを参照してください。キャノピーウォークウェイへ行くと汗をかきますので、その後温泉を利用した方が汗を流せ気持ちよく過ごすことができます。

僕が好きなのは「バタフライファーム」で、展示室には美しい蝶の他にたくさんの珍しい昆虫の標本が飾ってあります。ネットで囲まれた場所には蝶が放し飼いされていて、大空を優雅に舞う蝶の姿に感動します★

コタキナバルからポーリン温泉へは車で約3時間、1日がかりになるのでタクシーをチャーターして行った方がいいです。また、キナバル公園と一緒に回るオプショナルツアーがありますので、ガイドさんの説明を聞きながら回った方がずっと楽しめます。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。