サンティアゴ・デ・クーバは、1514年に初代の総督、ディエゴ・ベラスケス・デ・クエリャルによって造られた、キューバ東南部の港街。
1522年にバラコアから総統府が移され、1589年までの半世紀余りは、キューバの首都として栄えた古都でもあります。
街の創建以来、敵国や海賊からの襲撃をしばしば受けたため、領主国であったスペインは、マエストラ湾の入口に、世界文化遺産にも指定されている、サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城(モロ要塞)を1638年に建造。しかし、1898年に始まった米西戦争では、アメリカ大西洋艦隊に湾を封鎖された結果、敗北を帰し、キューバの独立を許すこととなります。
1953年、フィデル・カストロが率いる160名の青年が、この街にあった、キューバ陸軍モンカダ兵営(現在は博物館として公開)を襲撃。彼らは失敗して、メキシコへ亡命しましたが、これがキューバ革命の端緒となりました。そのため、サンティアゴ・デ・クーバは、キューバ革命のきっかけとなった街として大切にされ、地元の人々も誇りを抱いています。
主な見どころとしては、1520年創建で、1922年に再建された、羽のある聖母昇天像が特徴のアスンシオン聖堂、ディエゴ・ベラスケスの邸宅だった歴史博物館、ラム酒「バカルディ」を産み出したバカルディ一族の邸宅だったバカルディ博物館、キューバの守護聖人である褐色の聖母像を祭ったコブレの聖母寺等があります。
サンティアゴ・デ・クーバは、音楽や踊りが盛んな街としても有名。映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」に出演した多くのミュージシャンをも輩出したライブハウス、トローバの家では、今夜もこの街ならではの調べを奏でています。
Santiago de Cuba サンティアゴ デ クーバ
キューバの歴史を築いてきた、誇り高き古都
- 投稿日2016/03/24
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