イポーの郊外には、多くの興味深いスポットがあります。その中から、三寶洞(サンポトン)、霹靂洞(ペラトン)、ケリーズキャッスルの3つをご紹介したいと思います。
イポーへは、クアラルンプールのKLセントラル駅からマレー鉄道に乗って約2時間30分、車ですと3時間ほどかかりますが、日帰りが可能です。
日帰りで行く場合でも、タクシーを上手く使えば、こういった郊外のスポットにも足を運ぶことができます(各スポットでタクシーを拾うのは難しいので、観光中はタクシーを待たせておき、同じタクシーでイポー市内に戻ってくるのがおすすめです)。また、これらのスポットを組み込んだクアラルンプール発着のオプショナルツアーもあります。
三寶洞は、イポー市内から5キロほど南に位置する、19世紀後半に建立されたイポー最古の洞窟寺院です。中国式の門をくぐると、その向こうに洞窟の入り口があります。入口の上には崖にめり込むように建物が立っています。
洞窟の中には、多くの仏像が並んでいますが、中でも岩をくりぬいて作られた祭壇に、金色の仏像が何体も並ぶ姿はとても神秘的です。さらにその奥に向かって洞窟は続いているのですが、少し進むと外に出ます。そこは、四方を断崖に囲まれた広場になっており、赤い中国式のお堂が立っています。洞窟を抜けて異世界にたどりついたような気分になります。
霹靂洞は、イポー市内から6キロほど北にある、イポー周辺にある洞窟寺院では最大のものです。岩山の前に中国式の寺院が立っており、その奥に洞窟の入り口があります。入口の奥に広い空間があり、ここに巨大な金色の釈迦如来像が祀られています。左右にはこれも金色の四天王像、壁面には龍や仙人などの絵が描かれています。この広場から、洞窟はさらに奥に続いています。奥の方は少し狭くなっており、ところどころに千手観音や観音菩薩像などが祀られており、壁面にも様々な絵が描かれています。この洞窟は、少し入り組んだ感じで、階段があり上の方に伸びて行きます。ずっと登っていくと、光が見え始め、岩山の頂上へと到達します。
ケリーズキャッスルは、イポー市内から南へ約20キロ、車で30分ほどの場所にあります。キャッスルといってもお城ではありません。英国統治時代の1915年に、スコットランド人ゴム農園主ウィリアム・ケリー・スミスの邸宅として建築が始まりました。しかし、建築労働者が次々を病死するなどのトラブルがあり、ケリー・スミスも完成を待たず病死してしまい、未完成のまま現在に至っています。幽霊が出るという噂もあります。
6階建ての塔、ワインセラー、マレーシア初となるはずだったエレベーターなどを備えた豪邸となる予定でした。一時は、廃墟となっていましたが、現在は整備され観光スポットとして開放されています。
2011年公開の日本映画「セカンド・バージン」のロケ地としても知られています。
イポー郊外には、この他にも極楽洞、南天洞といった洞窟寺院、マレー半島最大の洞窟テンプルンケーブ、大型プールと動物園を組み合わせレジャー施設ロストワールドオブタンブンなど、様々な観光スポットがあります。
Suburbs of Ipoh イポー郊外
巨大洞窟寺院に日本映画のロケ地になった邸宅の廃墟などみどころがいっぱい
- 投稿日2019/11/15
2013/02訪問
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ジャンル散策路・道
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エリアイポーその他
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住所
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アクセスKLセントラル駅からマレー鉄道で約2時間30分 または クアラルンプールから車で約3時間
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営業時間各店舗に準ずる
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定休日各店舗に準ずる
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。





