パラオで一番栄えているコロール市から南に60kmほど行ったところにあるアンガウル島は大きさが数kmの小さな島です(人口も200人以下)。ペリリュー島よりもさらに南にあり、観光客も多くはないため、コロールのようには発展していませんが、サンゴ礁やジャングルなどの自然が多く残されています。
アンガウル島はペリリュー島と同様に、太平洋戦争で激戦地だったところです。日米が激戦を繰り広げたレッドビーチやブルービーチは今では穏やかで綺麗なビーチになっています。星の砂でも有名なオレンジ・ビーチもあり、アンガウル島を訪れたなら必ず行くべきところだと思います。また、第1次世界大戦後に日本が統治していた歴史があることから、日本語を流暢に話すお年寄りもたくさんいますので、日本では聞けないようなエピソードを聞くことができるかもしれません。
アンガウル島へは週に1度程度運航されている、地元の人も利用する不定期便に乗って行くことができます。予約せずに乗ることができて片道5ドルで、所要時間は4時間弱。定期便は金曜と隔週月曜日の昼12時にコロールを出航しますが、日によっては出航時刻が変更になる場合もあるのでご注意ください。スピードボートをチャーターすれば2時間程度で行けます(ただし数百ドルしますが…)。どちらの場合も船便は天候に左右されやすので、天気が不安でしたら、バベルダオブ島の空港からセスナ機をチャーターして行くことも可能です(こちらも数百ドルします…)。ホテルは数件しかないので、アンガウル島に行く場合は、計画の時から十分に調べていくことをオススメします。
パラオを何度も訪れていて、ダイビングやスノーケリング以外で楽しみを見つけたい人はアンガウル島できっとパラオの新しい一面が見られることと思います。
Angaur Island アンガウル島
手つかずの自然が残るアンガウル島
- 投稿日2017/06/20
- 更新日2017/06/21
2013/06訪問
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ジャンル島
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エリアマラカル島(パラオ)
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住所
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アクセスパラオ国際空港からベラウ・エアで約20分のフライト または 不定期便(週1)の船で約3時間半
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。


