The Tea Centre of Stockholm ティーセンター オブ ストックホルム

地下鉄グリーンラインのスルッセン（Slussen）駅から徒歩5～6分ほど。オシャレなギャラリーなどが立ち並ぶ、ホーンズガータン（Hornsgatan）を西に歩いて行くと右手に見えてくるのが、赤茶色の可愛らしい看板が目印の「Tea Centre of Stockholm」。
スウェーデン王室御用達の由緒あるティーハウスで、毎年催される、ノーベル賞の晩餐会で供する紅茶をブレンドしていることでも知られています。

ドアを開けるとふわっといい香りが漂う、こぢんまりとしたアンティーク調の店内。
年代物の趣ある棚には、茶葉の入った可愛らしい缶や、茶器、茶道具などがまるでミュージアムのように美しく並べられています。

お店の方はとてもフレンドリー。快くお茶の香り比べをさせてくれたり、どんなブレンドなのか、どんな飲み方が適しているのかなど、お茶について詳しく説明してくれたりもしますよ。

そして、お店の人気ベスト3を、うかがってみました。

1位：「SODERBLANDNING」（セーデルブレンド）
2位：「Earl Grey Special」（アールグレイスペシャル）
3位：「Sir John Blend」（サージョンブレンド）

（上記はいずれも、65クローナ/100g）

お店の一番人気「SODERBLANDNING」は、世界的にも有名なトップブレンダ―であるバーノン・モーリス氏により、セイロン産の茶葉をベースにドライフルーツやお花がブレンドされた、フルーティーで華やかな香り高いタイプ。
見た目にも美しく、香りは甘く華やかで、優雅な気分を味わえるお茶。アイスティーにしてもとても美味しいです。個人的にも、日本へ帰国時のお土産には必ず持ち帰るのですが、とても喜ばれます。

3位の「Sir John Blend」は、想像する紅茶とは一味違う、独特のスモーキーな香りが特徴的なお茶。高級な松葉で燻した茶葉を贅沢にブレンドした大人の味わいです。ワインの代わりとして、スモークサーモンやお肉にもよく合うそうです。
香りだけ嗅ぐとクセが強いような感じもしますが、飲んでみると意外に飲みやすく、味わい深い紅茶だと思います。

お土産用に購入するなら、お店の建物が形取られた缶に入ったものが、とても可愛く、また紅茶の香りを保つための保存にも適しているのでおすすめです。
店内では英語対応も可能。お支払いは、クレジットカード（Visa、Mastercard）も利用できます。