Toyoko Inn Daegu Dongseong-ro 東横INN大邱東城路

スタンダードクラスのホテルが少ないといわれていた大邱で、日本人リピーターが今か今かとオープンを待ち望んでいた東横INN。2019年5月3日、韓国11店舗目となる東横INN大邱東城路がオープンしました。アクセスがよく、繁華街なので食事などに困らないのも大きな魅力です。

日本全国、ほとんどの都市にある東横INNに泊まったことがある人は少なくないと思います。海外の店舗も基本的な設備やインテリアが同じで、スタッフはもちろん日本語が可能。日本国内での宿泊と変わらず、いろいろな面で安心感があります。

2018年1月以降オープンの店舗から、白とブルーを基調にした内装に変わり、見た目の雰囲気も明るくなりました。枕元にUSBコンセントと読書灯が設置されたのも便利なポイント。ただし、ほかのコンセントは220Vのみなので、変換プラグを忘れないように注意してくださいね。

東横INN大邱東城路は、1階に衣料品店やコンビニが入るビルの7階がフロント。7階でチェックインしたあと、8階以上のフロアには別のエレベーターで上がります。客室は7～10階にあり、全215室。フロア数の割に客室が多いのは、7階に中庭を造って上階を吹き抜けにし、中庭側に窓がある部屋とビル表面側に窓がある部屋を設けているから。そのため、部屋の位置によってはエレベーターが遠いことが少し不便に感じられます。

シングル80室、ダブル86室と、2つのタイプが半数以上を占め、ツインは42室。トリプルが3室あるので、3人での旅行の時に便利で割安感があります。また、各階にバリアフリー仕様のハートフルルームを完備しています。

必要なものがコンパクトにそろい、言葉の心配もなく、不自由なく過ごせるのは日系ホテルならでは。その上、日本国内の東横INNより割安感があるのもうれしいところ。日本と同じく朝食込みで、もちろん韓国料理も登場しますよ。

最寄り駅は1・2号線半月堂駅13番出口で、徒歩3分ほど。13番出口にはエスカレーターがあります。ホテル近くの中央路（道路）は、日中はタクシーの通行を規制しているので、タクシー移動の場合は注意してください。東大邱駅からの移動なら、東大邱駅、半月堂駅13番出口ともにエスカレーターがあるので、多少荷物があっても大丈夫でしょう。

大邱の中心地、東城路に2019年オープン。地下鉄1＆2号線の半月堂駅13番出口から徒歩3分、KTX東大邱駅からタクシーで約20分、大邱国際空港からは30分程度で移動できます。
周辺は繁華街でファッション、ビューティ、飲食店、カフェが多く、現代百貨店、東亜百貨店、大邱百貨店などのデパートもあってショッピングにとても便利な立地です。

ホテルのフロントはビルの7階で、上階の客室へは受付を済ませてからエレベーターを乗り換えて移動します。フロント横にはパソコンやカラープリンターがあり、同じフロアにある食堂でビュッフェスタイルの朝食が提供されます。朝食はパン、サラダ、ゆで卵、ソーセージのほかご飯、味噌汁、韓国スープ、キムチなど充実していました。

部屋タイプはシングル、ダブル、ツインの3種類。部屋の雰囲気は清潔で、基本的に日本の東横インホテルとほぼ同じ仕様ですが、ベッド幅も部屋も広く窮屈な感じがしませんでした。カミソリやクシ、寝巻きなどは部屋には置いていないので、必要な場合フロントで貸してもらえます。コインランドリーもあるので、まめに洗濯したい人や長期滞在に便利ですね。

基本的なアメニティは全て揃っていて、ミネラルウォーターも人数分1泊につき1本提供されました。デスク周辺にテレビ、冷蔵庫、電気ポット、お茶などの備品がまとまっています。コンセントは韓国仕様なので、日本の携帯の充電器などを使いたい場合は変換プラグをフロントで貸してもらえます。

昨今PM2.5の影響で空気の澄んでいる日がめっきり減ってしまいましたが、お天気の良い日は、朝食会場から大邱市内が一望できます。

スタッフの方も日本語ができますし、リーズナブルな価格と安定のサービスで外国にいても安心感のあるホテルだなと思いました。