朝鮮時代から続く、韓国を代表する韓方素材を取引する専門市。広い意味では取引所を含めた一帯を指しており、薬廛(やくてん)通りという名称でも呼ばれています。日本人には馴染みがない名称なので、この記事では「韓方市場」「韓方通り」とさせていただきます。
地下鉄1・2号線半月堂駅14番出口を出て大通りに沿って2分ほど歩き、スターバックスとセブンイレブンの間から約600mほどの間が韓方通り。一般のお店と一緒に、韓方に関するさまざまな形態の店が並びます。ちなみに、大通りを反対側に渡った一帯は大邱一の繁華街、東城路です。昔ながらの街並みで閑静な韓方通りに対し、東城路はトレンド店が並ぶ華やか。こんな新旧混在した雰囲気が徒歩圏内で楽しめるのも大邱の魅力ですね。
韓方通りには主に次のような店舗と韓方クリニックがあります。
<薬業社>
薬に加工される前の韓方素材を小売、卸売する店
<韓方薬局>
韓薬房と呼ばれ、脈診による韓方薬の処方、処方に基づいた韓方薬の製造などを行っています。韓方素材の小売、卸売店を兼ねている店もあります。
<韓方クリニック>
治療や診療、韓方薬の処方などを行います。
<人参社>
高麗人参を専門に扱う店
<薬製造、医療機器店など>
通りの中で一際目立つ赤レンガ造りの“第一教会”は、慶尚北道で初めて建てられたプロテスタントの教会。所々にこのような歴史を感じる建物が見られるのも大邱薬令市場の魅力です。
教会のすぐ近くに、大邱薬令市韓医薬博物館があり韓方についての展示のほか、足湯や韓方石けん作りなどの体験も行っています。博物館付近にはフォトスポットもたくさん用意されています。
このすぐ近くにある、薬令市サラムドゥルは韓方の名薬“瓊玉膏”(けいぎょくこう、キョンオッコ)の製造を家業とし3代にわたって作り続けてきた会社。非常に高価な薬ですが、現代人にも親しみやすい値段と味のスティックタイプの商品“ハルエ”や、シートマスクなど瓊玉膏をブランド化した商品などがありました。“ハルエ”は30包入りで65,000ウォン、シートマスクは6枚入りで20,000ウォン。
実は大邱薬令市韓医薬博物館の近くにあった、国産薬材を取引する市場は残念ながら2019年末をもって廃止されました。八公山をはじめ山に囲まれた地形の大邱は、良質の薬草が手に入りやすく流通・管理の面でも好条件が揃っていて、かつては国内だけでなく中国や日本からも取引に来るほど賑わっていたそうです。この脈が途切れてしまうのは残念ですが、新たな形で薬令市とその文化はきっと守られていくのでしょう。5月には毎年、大邱薬令市祭りが行われていて、国内外からも韓方に関心のある人たちで賑わいます。
この通りのお店のほとんどは海外クレジットカードにも対応していて、日本語が可能なお店もあります。古い街並みを散策するもよし、質の良い韓方茶や健康食品をお得に買い物するのもよし、また韓方に限らずカフェや飲食店、焼き物のお店などもあり、コンパクトに街歩きを楽しめるスポットです。
Daegu Oriental Medicine Market 大邱薬令市場 テグヤンニョンジャン
朝鮮時代から続く韓方市場♪ 古い街並みを散策しながら、韓方や健康グッズの買い物が楽しめる!
- 投稿日2020/03/31
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韓医薬博物館の近くにある薬令門。小さな公園になっています
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薬令門をくぐり、博物館に向かう途中の休憩スペース。暖かくなると鮮やかな緑に囲まれます
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韓方通りの略図です。全体で150軒ほどある中で一番多いのが薬業社
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薬業社の店先には色々な韓方素材が並んでいます
2020/01訪問
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ジャンル市場・ストリートマーケット
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エリア大邱(テグ)
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住所
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アクセス1・2号線 半月堂駅 14番出口から徒歩2分
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電話番号+82-53-2534729
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営業時間9:00-19:00(店舗により異なる)
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定休日日曜日, 祝日, 旧正月, 秋夕
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
大邱薬令市場周辺のおすすめショッピングスポット
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