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台北 (台湾) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(10人)詳細

National Taiwan University 国立台湾大学 クオリータイワンターシュエ

TOMOKO (現地在住ブロガー)

台湾のトップ大学でお散歩しながら大学農場自家製の乳製品を食べよう!

  • 観光おすすめ
  • 人気急上昇
  • 地元っ子に人気

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「大学を観光する? 本当か!?」と思う方もいるかもしれません。ですが、地元の雰囲気を体感したい! ガイドブックで紹介されてないスポットを巡りたい! という方におすすめしたいのが、ここ台湾大学です。

国立台湾大学は台湾のトップ大学、日本統治時代に台北帝国大学として設立されました。

台湾大学は台湾全土で5つのキャンパスと中部の山に実験用の森や実験農場などを持ち、総面積は全台湾の土地のおよそ1%を占めます。台北市にあるメインキャンパスはとても広く、教室間の移動が大変なので、学生たちはほとんど自転車に頼っています。

台湾大学のメインキャンパスへのアクセスはMRT公館駅が最寄り駅。学生たちが自転車で移動しているくらい、構内は非常に広いので、一周する場合は半日以上かかるかもしれません。ですが見所を押さえて行けば、2~3時間だけでも十分満喫できます。

おすすめの観光ルートは、公館駅の3番出口を出て、3分ほど歩いて大学の正門から見学する行程です。正門から入るとすぐ象徴的な風景に圧倒されます。高く聳えるヤシの木が訪問者を迎えるパレードのように道の両側に立ち並び、立派で綺麗な並木道を作っています。

ちなみに、迷い子にならないように、見学を始める前に正門の横にあるキャンパスマップの写真を撮っておくのがおすすめです!

ヤシの木並木の両側にある校舎は日本統治時代からのものがほとんど。同じ帝国大学であった東京大学や北海道大学の建築と似たような外観に歴史を感じます。

並木道の半ばまで来ると、台湾大学のもう一つのランドマーク「傅鐘」が現れます。これは四代目の学長、傅斯年さんを記念する為に建てられた鐘、大学のマークにもなっているくらい、代表的なスポットです。

並木の奥まで歩いたら右へ曲がってください。「舟山路」というロードに入り、大学の農場が目の前に広がります。また、「生態池」という小さな池が農場の入口の横にあり、様々な水草や水鳥、蛙、亀を見ることができます。休日になると家族連れで賑わいます。

次は購買部に行ってみましょう。池を通って小さな石橋を渡ると、右手に木の小屋があります。この「農產品展售中心」では台湾大学グッズが買える他、大学農場産の新鮮な食材で作られたパンや牛乳、アイスなども売っています。これらは地元の人にも大人気。特に牛乳は出された瞬間に売り切れるほど大人気で、休日は特に早くから並ばないと買えません。平日は比較的買いやすくて、7:30と15:00に販売されます。牛乳が買えなかった場合は農場の牛乳を使用したアイスサンドも良いかもしれません。

牛乳は新鮮で美味しいし、味が濃厚なのでリピーターが多いです。

購買部を通って、舟山路をまっすぐ行くとキャンパスを出て、大通りに戻ります。公館駅の2番出口もすぐ側にあります。

長く歩きたくない人はヤシの木並木を重点として回りましょう。正門から入って一つ目の角を左に曲がってちょっと歩くと左側に「農業陳列館」があり、ここでは台湾大学のグッズがたくさん並んでいます。そして、農業陳列館の向かい側にも農産品センターがあり、ここでもパンや牛乳、アイスが買えます。

2018/10訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。