世界遺産への旅

アフリカの世界遺産

エジプト

  • 文化遺産

ギザのピラミッド

クフ、カフラー、メンカウラーの3大ピラミッド

ギザにはクフ王、カフラー王、メンカウラー王によって造られた3つのピラミッド、3つのピラミッドを見守るように鎮座するスフィンクスがある。クフ王のピラミッドは紀元前2400年頃に建てられたもので、世界七不思議のひとつとされる。一辺が230M、重さ2.5トンの石灰岩のブロックが230万個使われている。

見どころ

ピラミッド内部の見学には人数制限が設けられているため、早めに行ってチケットの確保を。また急斜面を上り下りするので身軽な服装で。

  • 文化遺産

ルクソール

ツタンカーメンや歴代ファラオが眠る

古代エジプト時代にはテーベとよばれ、紀元前2100年から750年まで宮殿都市だったルクソール。ナイル川の東岸にはエジプト最大級の「カルナック神殿」や「ルクソール神殿」が、西岸にはファラオらが眠る「王家の谷」や「王妃の谷」などがあり、古代都市テーベとその墓地遺跡として世界文化遺産に指定されている。

見どころ

ルクソールにはクレオパトラとシーザーも訪れたとか。ルクソール博物館には周辺で発見された遺物が展示されており、遺跡とあわせて訪れたい。

  • 文化遺産

アブシンベル神殿

ラムセス2世による巨大神殿

66年という長期に渡って在位したラムセス2世が、自身と第1王妃ネフェルタリのために建造したアブ・シンベル神殿。1954年アスワンハイダムの建設計画により水没の危機に瀕したがユネスコによる国際的な救済活動が行われ、5年をかけて移築された。これをきっかけに世界遺産が創立された、世界遺産の象徴的存在。

見どころ

高さ32m、幅38mの巨大建築に、高さ21mの巨像。巨大な岩窟神殿には誰もが圧倒される。また、状態の良いレリーフが見られる。

モロッコ

  • 文化遺産

マラケシュ旧市街

今も人々の生活が息づく世界遺産

モロッコのほぼ中央に位置し、ベルベル語で「神の国」を意味するマラケシュ。迷路のような路地に数々の歴史的建造物が残る旧市街地全体が世界遺産に登録されている。旧市街の中心「ジャマエルフナ広場」は、かつて文化と交易の中心として栄え、現代は屋台や大道芸人、それを目当てに訪れる多くの人々で賑わっている。

見どころ

マラケシュはフェズについで2番目に古い町。2km×3kmの城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と、旧市街の西に広がる新市街からなる。

ジンバブエ

  • 自然遺産

ビクトリアの滝

ナイアガラ、イグアスと並ぶ世界三大瀑布

世界三大瀑布の一つ、ビクトリアフォールズ。最大幅が1700m、最も深い滝壷は落差108m、1分間に34万立方メートルもの水が一気に流れ落ちる大迫力の滝。水量が多い雨季には、1分間に5億リットルの水が落下し、巨大な水煙が舞い上がってしまうため、滝の全貌は、乾季にならないと見ることができない。

見どころ

地面の裂け目に滝が落ちているので、対岸から同じ高さで眺めることができる。遊歩道を歩きながら、迫力の風景を楽しめる。

最終更新日:2015年12月15日