世界遺産への旅

北米の世界遺産

アメリカ

  • 自然遺産

グランドキャニオン国立公園

地球の歴史1/3が刻まれた大地

全長450km、幅6~29km、深さ1,600mに及ぶ大峡谷。地球の歴史の約1/3にあたる17億~20億年の間に堆積した地層を見ることができる。約20億年かけて堆積された地層が、今から約1000万年前に海抜2700mまで隆起したところへコロラド川の流れが浸食を始め、現在の姿を作り上げていった。

見どころ

コロラド川の支流によって複雑な地形となったグランドキャニオン。いくつかのビィーポイントを巡って、峡谷が見せる様々な表情を楽しもう。

  • 自然遺産

ヨセミテ国立公園

マーセド川と氷河が生み出した絶景

シエラネバダ山脈のほぼ中央にあり、総面積は3,628平方km、東京都の1.5倍。1851年に時の合衆国歩兵部隊の踏査により、初めて世に知られるようになった。標高約2000mの山岳地帯に数多くの滝や湖、岩山が点在している。また雪原、氷河に削りとられた絶壁、渓流などスケールの大きな自然を堪能できる。

見どころ

ヨセミテに数多く点在する滝の水量が最も多くなるのは雪解け水が流れる4-6月。是非この時期に訪れて雄大な自然を感じたい。

カナダ

  • 自然遺産

カナディアンロッキー

3000m級の山々が連なる7つの自然公園

世界遺産を構成する4つの国立公園と3つの州立公園のうち、最もポピュラーなのが1885年にカナダ最初の国立公園として設立されたバンフ国立公園。「ロッキーの宝石」と称されるレイク・ルイーズや10の高峰に囲まれ、ターコイズブルーの湖水で有名なモレーン・レイクなどを含む。

見どころ

カナディアンロッキーを訪れたからには、雄大な自然の中でアウトドアアクティビティーを楽しんで。ツアーが豊富に用意されている。

  • 文化遺産

ケベック旧市街の歴史地区

フランス文化が色濃く残る、北米で唯一の城塞都市

セントローレンス川を見下ろすディアマン岬に築かれたケベックの州都ケベック・シティ。フランス人によるカナダ植民の拠点があったため、人々の生活、建築、芸術、ファッションなどフランス文化が濃厚に残り、また街並みは中世ヨーロッパの趣きを色濃く残している。

見どころ

歴史を感じる美しい街並みが、ケベック・シティ最大の魅力。見どころが集まる中心部は徒歩でも周れる大きさ。

最終更新日:2015年12月15日