
日本からいちばん近い海外リゾートと言われる韓国最大の島、チェジュ島(済州島)。城山日出峰などの見応えある世界遺産やエメラルドグリーンの海といった壮大な自然、リゾート感溢れる雰囲気を堪能しに、たくさんの観光客が訪れます。比較的温暖な気候のため、以前からゴルフや自然散策などを目的とした観光が人気でしたが、近年ではおしゃれなカフェやレストランなども続々とオープン♪ フォトジェニックなスポットも増え続けているため、若い女性の間でも人気が急上昇しています。福岡空港からは乗継便を利用し、片道約3時間半で到着! こんなにも近い、異国情緒溢れるチェジュ島に行くっきゃない!
01 エメラルドグリーンの海を遊びつくす!
月汀里海水浴場(ウォルジョンリビーチ)沿いにはオシャレなカフェが建ち並ぶ
家族連れにも人気の咸徳犀牛峰海水浴場(ハムドクビーチ)
人気リゾートエリアに位置する中文穡達海水浴場(チュンムンセクタルビーチ)
遠浅のビーチが美しい挟才海水浴場(ヒョプチェビーチ)
透明カヤックなどのマリンアクティビティも豊富
ぐるっとまわりが海に囲まれたチェジュ島には、美しいビーチがいっぱい! 遠浅で白砂の場所が多く、チェジュ島ならではのエメラルドグリーンの海を求めて国内外から訪れる観光客で賑わいます。その美しいビーチの中からおすすめのビーチをご紹介します!
■月汀里海水浴場(ウォルジョンリビーチ)
遠浅で白砂がまぶしいビーチ。ビーチ沿いにおしゃれなカフェがたくさん建ち並ぶ、今注目のエリアです! ビーチ遊びはもちろん、美しい海を眺めながら、のんびりとカフェタイムを堪能するのもおすすめの過ごし方です。
■咸徳犀牛峰海水浴場(ハムドクビーチ)
島の中心地、済州市からもほど近く、のんびりとした雰囲気が漂うビーチ。エメラルドグリーンの海と青空をバックに、火山活動でできた小高い丘(オルム)の美しい風景が楽しめるのも魅力です。
■中文穡達海水浴場(チュンムンセクタルビーチ)
チェジュ島最大のリゾートエリア中文に位置するビーチは、チェジュ島独特の黒い玄武岩が特徴的! 周辺には大型のリゾートホテルが建ち並びます。 特にサーファーに人気のビーチで、毎年国際サーフィン大会も行われています。
■挟才海水浴場(ヒョプチェビーチ)
コバルトブルーの透明度が高い海と遠浅の白浜が続くビーチはチェジュ島随一の美しさ。広々としたビーチで、南国ムード満点! 水深が浅いので、家族連れでも安心して満喫できるビーチです。
これらのビーチでは、透明カヤックやサーフィン、ヨットやクルーズ、ダイビングといったマリンアクティビティも充実。せっかくチェジュ島に来たなら、美しい自然風景を楽しみながら、これらのアクティビティに挑戦してみては♪
02 ビーチだけじゃない! チェジュ島の自然美に酔いしれる
海岸侵食が生み出したヨンモリ海岸
チェジュ島を代表する観光地、城山日出峰(ソンサンイルチュルポン)
気軽に森林浴が楽しめるサリョニの森
チェジュ島には全26の済州オルレコースがある
海岸絶景が広がるソプチコジ
チェジュ島の魅力は美しいビーチだけではありません! 火山活動によって生まれたこの島は、2007年には「済州の火山島と溶岩洞窟群」として世界自然遺産に登録、2010年には島全域が世界ジオパークに認定されており、表情豊かな自然景観を楽しむことができます!
■ヨンモリ海岸
チェジュ島の南西部に位置するヨンモリ海岸は、数千万年の年月をかけて、波風により侵食形成された海岸。幾重にも重なる複雑な地層は、独特の美しい曲線を生み出しており、その光景は壮観のひと言。
■城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)
チェジュ島を代表する観光スポット。約10万年前の噴火により形成された水性火山の噴火口で、世界自然遺産に登録されています。頂上まで徒歩30分ほどで登ることができ、頂上からの絶景はぜひ一度は見ておくべき風景の一つ。登山道はしっかりと整備されていますが、階段が多いのでスニーカーなど歩きやすい靴の準備をおすすめします。
■サリョニの森
島の中心にそびえる漢拏山(ハルラサン)の裾野には、緑豊かな大地が広がっています。サリョニの森は標高500~600mのところにある森で、林道はよく整備され、初心者でも森林ウォークが楽しめます。森では多種多様な植物を見ることができ、溶岩質の赤い土とのコントラストは何ともいえない美しさ! 冬には雪が積もることもあり、その様子もまた見事です。
■済州オルレ
オルレとは済州の方言で“路地”という意味があり、島には現在26のオルレウォーキングルートがあります。各コースをつなげれば、なんと島を一周することも可能なんです。それぞれのコースは歩きやすく整備されており、コースの道順は矢印やリボンで示されているので、外国人でも迷うことはありません。のんびりとお散歩しながらあたりを見渡せば、いつもと違った景色に出合えるかもしれません。
■ソプチコジ
映画やドラマのロケ地としても有名な、島の東海岸に位置する岬。散策路と海の間には視界を遮る木々もなく、歩いているだけでも非常に気持ちのよいスポットです。かわいらしい白の灯台から見る、青い海と奇岩が転がる海岸線の絶景パノラマをご堪能あれ。ここから望む城山日出峰(ソンサンイルチュルポン)の姿もGOOD!
01 思わずシャッターを切りたくなる、話題の場所へ!
カラフルな街並みがSNS映え間違いなしの朝天スイス村(Swiss Village)
地元アーティストのストリートアートを楽しめるトゥメンイ通り
思わず見とれてしまうガラスアートがいっぱいの済州ガラス博物館
四季折々の植物とフォトジェニックな写真が撮影できるカメリアヒル
チェジュ島には、かわいいフォトジェニックスポットがいっぱい! 「ここを押さえておけば間違いなし!」なスポットをご紹介します。
■朝天スイス村(Swiss Village)
スイスをイメージした、カラフルな建物が並ぶ街並みは、どこを撮っても画になると話題のスポットです。随所にスイスにちなんだカフェやショップなどのテナントが入っており、街散策もおすすめ。小高い丘に位置しているので、見下ろしたときの眺望もなかなかのもの。街はまだ拡大中のため、今後、ますます人気が出ること間違いなしの必見スポットです!
■トゥメンイ通り
街中にアート作品がたくさん! 2008年に始まったプロジェクトにより、済州市内の一画がパブリックアートで彩られ、街のあちこちにウォールアートなどの作品が描かれています。地面に書かれた矢印の順番通りに進めば、作品をくまなく見て回ることができるので、多くの作品に触れ、写真撮影などを楽しんでみては?
■済州ガラス博物館
ガラス芸術家の作品が数多く並ぶ博物館と併設された庭園には見どころがいっぱい! 広々とした庭園内には、数多くのガラスアートが散りばめられており、太陽の光や風によってガラスがキラキラと輝くさまは、とても美しい光景です。夜にはライトアップもされ、昼間とはまた違った幻想的な世界になります。工房ではガラス製作体験、ショップでは作品購入をすることもできます。
■カメリアヒル
カメリアヒルは“東洋最大級の椿園”としても有名な樹木園。多種多様な草花が植えられており、冬に見頃を迎えるツバキはもちろんのこと、春にはユリ・サクラ、夏にはアジサイ、秋には野花など、一年を通して草花を観賞できるスポットです。園内にはフォトブースや温室カフェなども設けられており、フォトジェニックな写真を存分に撮影できます。地元の人はここでウェディングフォトを撮影するのが憧れなのだとか。
02 ビーチカフェや個性派カフェを巡る♪
開放的な空間が贅沢なスウィムピョ(Swimpyo)
パンとコーヒーでホっと一息。カフェ デルムンド(Delmoondo)
内装がとてもおしゃれなcafe2085
昼も夜も楽しめるバダダ(Vadada)
コーヒーカップが目印のボムナル(Bomnal)
チェジュ島には近年カフェブームが到来しており、ビーチが目の前の絶景カフェやこだわりの強い個性的なカフェなど、ハイセンスでフォトジェニックなカフェがたくさんあるんです。その中から、トラベルコスタッフが実際に訪れたおすすめのカフェをご紹介します!
■スウィムピョ(Swimpyo)
挟才海水浴場(ヒョプチェビーチ)が目の前に広がる絶景カフェ。1~2階は室内から、3階の屋上からはエメラルドグリーンの海を堪能することができます。本格的なコーヒーのほか、南国フルーツを利用したスムージーやシェイク、ホットサンドなどのフードも充実しています。
■カフェ デルムンド(Delmoondo)
咸徳犀牛峰海水浴場(ハムドクビーチ)に面した、まさにオン・ザ・ビーチな見晴らしの良いカフェ。広い店内とデッキテラスからは、目の前に広がるビーチを横目に、自家製のパンやケーキなどを、自家焙煎のコーヒーとともに味わうことができます。別途有料とはなりますが、デッキテラスにはビーチベッドやソファも用意されており、寝転がりながらのんびりと過ごすこともできちゃいます♪
■cafe2085
朝天スイス村の周辺にはおしゃれなカフェが点在しており、中でもここcafe2085はは2018年5月にオープンしたばかりのカフェ。敷地が非常に広く、なんと店内にはトレーラーハウスを使用した席まであり、まるで秘密基地のような空間! 外のガーデンエリアにも思わず写真を撮りたくなるような工夫が施されていて、とにかくオシャレ! もちろんコーヒーも自家焙煎で本格的♪
■バダダ(Vadada)
美しい海岸沿いに面した絶好のロケーションが自慢のカフェ兼パブラウンジ。敷地内に入ると、開放的なガーデンエリアが広がっています。海側を向いたカウンター席や、のんびり寛げる大きめのソファ席で波音を聞きながら、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
■ボムナル(Bomnal)
島の北西に位置する涯月(エウォル)海岸沿いには、近年たくさんのカフェがオープンし、島内でも随一のカフェ激戦区となっています。Bomnalはその先駆け的なカフェで、大きなコーヒーカップが目印。目の前に広がる美しい海の絶景を堪能できるだけでなく、店内、テラス席ともに、かわいい小物などこだわりの装飾が施されているので、どこを切り取っても写真映えしちゃいます。本格的なコーヒーの他、チェジュ島名産のみかんを利用した多彩なドリンクも味わえます!
01 チェジュ島の定番グルメを味わう!
良質な脂と旨味が凝縮した、チェジュ島名物の黒豚
栄養たっぷりのアワビ粥もリーズナブルに味わえます
コキグクスはチェジュ風豚骨ラーメン!?
チェジュ島を代表するB級グルメ、モダッチギ
毎日オルレ市場では、食べ歩きを楽しんで
チェジュ島はグルメの宝庫! さまざまな海産物に恵まれ、新鮮な魚やアワビ、ウニなどを使った海の幸グルメがいっぱい! また魚だけでなく、名産の黒豚のほか、一風変わったキジ肉や馬肉料理などを楽しむこともできます。
■黒豚
チェジュ島といえば黒豚といわれるほど黒豚料理は名物グルメであり、良質な脂身と旨味が凝縮したお肉は絶品! 目の前で焼いてくれる肉厚ジューシーな黒豚焼きに食欲が止まりません。済州市内には、黒豚ストリートという黒豚料理店が集う一画があるので、ぜひ一度訪れてみてください。
■アワビ粥
海に囲まれたチェジュ島では、さまざまな海産グルメを味わうことができます。中でも、名物アワビは日本で食べるよりもリーズナブルでおすすめ! アワビの旨味が染み込んだ海鮮鍋やアワビ粥は絶品です。
■コキグクス
チェジュ風、豚骨ラーメンとでもいいましょうか。元々はお祝いの日などに食べる伝統料理でしたが、今ではシメの一杯などに気軽に食べられ、韓国本土からもこの味を求めてやってくるほどの名物料理に。あっさり豚骨ベースに野菜を煮込んだスープと太めの麺、肉厚で柔らかい豚肉が相性抜群! 一口食べるとやみつきになること間違いなし!
■モダッチギ
スープたっぷりのトッポギにキンパプ(韓国風海苔巻)、ゆで卵、天ぷら、スンデ(豚の腸詰め)、餃子など、5~6種類の具材が一皿に集結した豪快な料理。それぞれの具材がお互いを邪魔をすることなく、トッポギスープに相性よく絡み合う逸品です。
■毎日オルレ市場
韓国に来たら、一度はB級グルメの食べ歩きを楽しみたいもの。そこでおすすめなのが、西帰浦(ソギポ)市にある伝統市場、毎日オルレ市場。チェジュ島にある中でも最大級の市場で、名物黒豚の串焼きや、餡入りよもぎ餅にあずき餡をさらにまぶしたオメギトックなどの庶民派グルメを味わえます。食べ物だけでなく、特産品やお土産を売っている店もいっぱいあるので、ショッピングも楽しめるのも◎。
02 自分にも欲しくなる! チェジュ島のお土産探し♪
旅先でのお土産探しは旅の楽しみの一つ! チェジュ島には、島ならではの特産品やお土産もいっぱいで、どれにしようか迷ってしまうほど。みんなへのお土産だけでなく、ぜひ自分へのご褒美も探しにいってみましょう♪
■イニスフリーのコスメグッズ
韓国を代表するコスメティックブランド、イニスフリー。実はチェジュ島生まれのコスメブランドです。島内には“innisfree JEJU HOUSE”というイニスフリーの済州島本店兼、体験施設があり、製品の購入はもちろん、天然石鹸作りに挑戦したり、島で採れた素材を利用したカフェで食事をしたりして、楽しむことができます。
■トルハルバングッズ
チェジュ島の守り神とされているトルハルバンは、街のあちこちで見かけることができます。トルハルバンとは“石のおじさん”という意味で、可愛らしい置物やストラップ、キーホルダーなどさまざまな形でグッズ化されています。守り神として一ついかがでしょうか。
■柑橘類製品
特産品のミカンを中心に、柑橘類を使用したチョコレートなどのお菓子やジャム、紅茶、ジュース、マッコリなどバラエティ豊かなお土産が揃っています。これがまた安くてとても美味しいものがいっぱい! 市場に行けばお得なまとめ買いもできるので、バラマキ土産にもおすすめです!
■済州イヤギ
済州イヤギは、島で採取された天然素材を使用した製品を販売しているチェジュブランドです。素材を活かしたコスメ化粧品の他、ジャムやジュースなどさまざまな製品を手がけています。島内にあるCAFE JEJU IYAGIでは、韓国内でも珍しい、手作業での香水作りを体験できます。たくさんの製品がズラリと並んでいるので、チェジュ島にしかない一品をお求めの方は、ぜひ訪れてみてください!
最終更新日:2018年8月21日













