島の周りが海で囲まれたチェジュ島内には、美しいビーチがたくさんあります。さらっとしたきめ細かな白砂が広がり、遠浅なビーチが多いのが特徴。ここでは、いくつかの人気おすすめビーチをご紹介します。水遊びを楽しむもよし、パラソルの下でのんびり過ごすのもよし、夏のチェジュ島を満喫しましょう！

■挟才海水浴場（ヒョプチェビーチ）

チェジュ島でもトップクラスの美しさを誇る広々としたビーチ。どこまでも透き通るような透明度の高い海に、青い空や白い砂のコントラストが眩しく、ビーチパラソルが並ぶ風景はまさに南国そのもの！　脱衣所やシャワーも完備されており、気軽に海水浴が楽しめる人気のビーチ。また、夕陽が綺麗な場所としても有名です。

■月汀里海水浴場（ウォルジョンリビーチ）

島の北東部にあたる月汀里海水浴場は、いま島内でとても注目度の高いビーチ！　遠浅で白砂のビーチの美しさは圧巻！　月のような曲線を描くビーチ沿いには、お洒落なカフェがたくさん立ち並び、歩いてるだけでもワクワクが止まりません。海を眺めながらカフェでのんびりするのもおすすめです。

■咸徳海水浴場（ハムドクビーチ）

市街地からも比較的近いこのビーチは、エメラルドグリーンの海と広々とした芝生の公園が特徴的！　遠浅の海なのでファミリー客も多く、とても人気のあるビーチ。波が穏やかなため、カヤックなどのマリンアクティビティが堪能できます。東側にはオルム（火山活動によりできた小高い丘）もあり、美しい風景も楽しめます。

■中文穡達海水浴場（チュンムンセクタルビーチ）

中文リゾートに位置するこのビーチは、黒、白、赤などさまざまな色の砂とチェジュ島独特の黒い玄武岩が特徴的。その美しい風景から、映画やドラマの撮影で使われる場所として有名です。また、マリンスポーツが楽しめるほか、毎年国際サーフィン大会も行われており、サーファーに人気のビーチとなっています。

夏のチェジュ島では、各ビーチでさまざまなマリンアクティビティを楽しむことができます！　いまやチェジュ島の名物となりつつある透明カヤックやパドルボート（SUP）など、ファミリーでも楽しめるアクティビティを始め、海の上をふわりと浮かぶパラセーリングやジェットスキーといった定番アクティビティなど、種類は豊富！　また、毎年大会が行われるほど人気のサーフィンも中文穡達海水浴場（チュンムンセクタルビーチ）などのビーチで楽しめます。その他、チェジュ島の美しい海の中をボートから覗く半潜水艦もおすすめ♪

チェジュ島に来たからには、一度は訪れておきたいおしゃれなビーチカフェ！　チェジュ島は言わずと知れたカフェ天国で、島内にはいくつものお洒落なカフェがあります。たくさんカフェがあるので、どのお店へ入るか迷ってしまうほど。チェジュ島らしく美しいビーチを間近で満喫できる、おすすめビーチカフェをご紹介します♪

■コッスヨム

月汀里海水浴場（ウォルジョンリビーチ）からほど近い場所、海沿いの絶好の位置にあるカフェ。ナチュラルテイストな店内もおしゃれですが、天気のいい日はぜひ外の庭に出てみましょう♪　広々とした庭にはベンチやソファ、レジャーシートが並べられ、ピクニック気分が味わえます。このカフェで人気なのが、カラフルなマカロンや、フルーツたっぷりのデザートやドリンク。海をバックに撮影した写真はSNSで映えること間違いなし！

■カフェ デルムンド

咸徳海水浴場（ハムドクビーチ）にあるカフェで、まるで海の上に建つような絶好のロケーションが特徴。カフェの店内、テラス席ともに広々としていて、テラス席からは眼下にエメラルドグリーンの海を眺めることができます。メニューの自家焙煎コーヒーや店で焼き上げるパンも本格的！

■カフェ シムピョ

挟才海水浴場（ヒョプチェビーチ）に面したカフェで、ここもビーチが目の前という素晴らしいロケーション。3階建ての店内では、各階から違った角度で海の景色を楽しむことができます。また、テラス席は吹き抜ける風がとても心地よく、思わずぼーっと長居してしまうほど。コーヒードリンクのほか、チェジュ島名物のハルラボン（デコポン）ジュースやかき氷も人気で、暑い夏のビーチにぴったり！

■カフェアントレ

島の西側、涯月ハンダム海岸にあるカフェ。目の前には美しい海が広がり、店内からサンセットを眺められると、夕暮れ時に多くの人が訪れます。お洒落な店内も楽しめますが、晴れた日は庭や屋上のテラス席で過ごすのがおすすめ！　種類が豊富な手作りのケーキとオリジナルのコーヒーやフルーツソーダと一緒にどうぞ♪

四季色とりどりの風景を楽しめるチェジュ島。夏の島の風景は、より一層コントラストが強くなり、南国感に満ちあふれるシーズンとなります。島内には他にもSNS映えしそうなフォトスポットはたくさんありますが、ここでは夏の時期ならではのマストで訪れたい場所をご紹介します。

■絶景！　ひまわり畑

夏のフォトスポットとしてSNSで盛り上がりを見せるのが、一面に広がるひまわり畑。2012年にオープンした「キム・ギョンスクひまわり農場」は、約1万坪の土地に75万本が咲き誇る、島内最大規模のひまわり畑です。絶景をバックにカメラのシャッターが止まりません！　売店では、ひまわりのオイルを用いたお菓子など販売しているのでお土産にぜひ。

■カラフルな海岸道路

七色に彩られた石のガードが並ぶ、「道頭洞（トドゥドン）虹の海岸道路」。済州空港からも近い龍潭梨湖（ヨンダムイホ）海岸道路から、オルムの道頭峰（トドゥボン）の方向に進んでいったところにあるフォトスポット。チェジュ島の綺麗な海をバックに、虹色のガードへ腰掛けて写真を撮れば、SNS映え間違えなし！　散策がてらにぜひ立ち寄ってみては♪

■世界自然遺産の城山日出峰（ソンサンイルチュルボン）

世界自然遺産に登録されている、チェジュ島を代表する観光スポット。約10万年前の海底噴火により形成された火山で、頂上からはそのダイナミックで巨大な噴火口の様子も見られます。おおよそ片道30分ほどで登ることができる頂上からは、チェジュ島の景色が一望でき、それがまた絶景！　ぜひ、登山に挑戦してみましょう♪

■美しいアジサイの名所

チェジュ島にはアジサイの名所がたくさんあるということをご存知でしたか？　6月末から7月中旬にかけて見頃になるチェジュ島のアジサイは、美しい海に似た青色が有名で、特に爲美里（ウィミリ）のアジサイ通りが人気のスポットとなっています。そのほか、安徳面（アンドクミョン）役所前や安城里（アンソンリ）もさまざまなアジサイが見られる名所としておすすめです。休愛里（ヒュエリ）自然生活公園、カメリアヒルでは、アジサイ祭りが7月頃まで開催されています。

チェジュ島は実はグルメの宝庫！　名物の黒豚、馬肉、海の幸、ミカンなど、島特産品の食材を使用した料理がたくさん♪　あれもこれも食べたいと目移りしてしまいますが、ここでは夏にぴったりのグルメをご紹介します。

■チェジュ島名物の黒豚

良質な脂身と旨味が凝縮したチェジュ島名物の黒豚料理！　滞在中、一度は食したい必須グルメです。お店の方が専用の鉄板で焼き、食べやすいサイズに切ってくれるので、初めての方でも安心。肉厚でジューシーなお肉は、一口食べるとやみつきになること間違いなし！　島内には、黒豚料理屋が密集したグルメストリートがあるので、ぜひ立ち寄ってみては。

■新鮮な海の幸を満喫

黒豚の次にぜひ味わいたいのが新鮮な海産物！　海に囲まれたチェジュ島では、さまざまな海産物を楽しめます。日本よりも安価に食べられることで有名なアワビのほか、ぷりっぷりのエビのお刺身や、お刺身と薬味を冷製スープに入れて和えたムルフェなど、夏にぴったりの料理も。日本人にもなじみのある魚介類を新鮮なまま食べられるのは嬉しいですね♪

■今注目！　東門伝統市場の夜市

チェジュ島で屋台グルメはここ、東門伝統市場の夜市がおすすめ！　済州市の台所ともいわれる「東門伝統市場」では、2018年3月に夜市が正式オープン。毎日夜になると屋台が並び、夜ご飯の食べ比べや食後のデザート探しなど、チェジュ島の夜の楽しみのひとつとなりつつあります。東門市場内には、生鮮食品やお土産類も揃っているので、夜だけではなく日中にもぜひ訪れたいスポットです。

■見た目もインパクト大なかき氷

暑い夏のデザートといえば、かき氷！　韓国式のかき氷は、ふわっふわの氷に、アイスクリームやフルーツ、ナッツ、小豆などのたくさんのトッピングをするのが特徴です。島内にあるカフェ・ドンネでは、チェジュ島で採れたニンジンを使用したかき氷、イロンナレンではパイナップルを丸ごと使ったかき氷など、日本では見られないような一風変わったかき氷も。見た目の華やかさもさることながら、味も絶品！　1つが2～3人前の量なので、シェアするのがおすすめです。

■チェジュ島で味わうクラフトビール

チェジュ島にはいくつかの地ビールがありますが、もっともポピュラーなのが、「JEJU BEER」。チェジュ島の海の色をイメージした爽やかなデザインが印象的。島内にビール工場を構えており、特産品であるミカンの皮を使用したフルーティーなビールです。事前予約制で工場見学ツアーも開催されています。ツアーの後は、工場内にあるパブでぜひチェジュビールを味わってみてください♪

日本から一番近い海外リゾートのチェジュ島へは、現在、格安航空会社（LCC）を中心に日本各地から直行便が就航中！　今年7月には、福岡空港からチェジュ航空の直行便も就航し、ますます便利になりました。この夏は、便利な直行便を利用して、リゾート感あふれるチェジュ島を訪れてみましょう！