春&GWはケベック州美食旅へ♪ モントリオール&ケベックシティ

Quebec original

カナダなのにフランス語!?ケベック州ってこんなところ!カナダなのにフランス語!?ケベック州ってこんなところ!

モントリオール―ケベックシティは飛行機で約1時間、車・鉄道で約3時間です

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カナダ東部に位置するケベック州。日本からは約12時間のフライトで、成田空港からケベック州最大の都市モントリオールへは直行便が就航しています。州民の約8割はフランスにルーツを持っており、ケベック州ではフランス語が公用語! 看板や標識などもフランス語がメインとなっています。
代表的な都市は、カナダ第2の都市であるモントリオールと、旧市街が世界遺産に登録されている州都ケベックシティ。各都市から郊外へ足を延ばせば、美しい自然に恵まれたエリアが広がります。 そんなケベック州は、実は美食の宝庫! 自然が育んだ豊富な食材と、フランス統治時代から続く伝統、斬新で柔軟なケベコワ(ケベック州の人の愛称)の感性が融合したケベックの食は、カナダのみならず世界にもその存在感を放っています。カジュアルなB級グルメからアーティスティックな料理に出合える高級レストランまで、幅広い食の選択肢を通じて、ケベコワの合言葉「Joie de Vivre(人生楽しく!)」の源になっている美食を体感してみませんか?

世界的な美食都市 モントリオール世界的な美食都市 モントリオール

「北米のパリ」とも称される洗練された街

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モントリオールはカナダ第2の都市。中世ヨーロッパの雰囲気が漂う風趣あふれる街でありながら、ユネスコデザイン都市としても認定されており、近代建築も数多く点在。ヨーロッパ文化と近代建築が調和するユニークな都市です。 また世界屈指の美食都市でもあるモントリオールは、B級グルメから各国料理、ビストロ、ラグジュアリーなレストランまで食の質が高く、バラエティ豊か! 他の都市にはない多彩な食文化を持っています。

◆旧市街散策

モントリオール発祥の地である旧市街は、今もなお19世紀の古い路地や建物が残されています。ジャック・カルティエ広場を中心に、重厚感のある市庁舎やプロジェクションマッピングショー「AURA(オーラ)」で人気のノートルダム大聖堂など、見どころが満載! 石畳の通りにはおしゃれなレストランやショップが建ち並び、観光だけでなくグルメやショッピングも楽しめる充実したエリアです。

◆Cité Mémoire(シテ・メモワール)

旧市街を中心にモントリオールの街全体を舞台にしたプロジェクションマッピングイベント。モントリオールの歴史を表現した作品が、高層ビルや旧市街の壁、街路樹など市内22カ所で映し出され、街を歩きながら無料で鑑賞できます。シーズンによって開催曜日が変わりますが、通年行われているイベントなのでどの時期でも見られますよ◎

◆ジャンタロン・マーケット

1933年オープンの歴史あるマーケットで、いつもたくさんの人でにぎわっています。その広大な敷地には、野菜や果物などの生鮮品から、ハムやチーズ、メープルシロップといった加工品まで、グルメなモントリオールの人々をうならせる上質な食材がずらり! お土産探しはもちろん、イートインスペースでのランチもおすすめです。

◆チューリップ摘み

モントリオールの隣町ラヴァルにある、ケベック州唯一のチューリップ農場。5月中旬には約50万本ものチューリップが見頃を迎えます。広大な畑一面に咲き乱れる色とりどりのチューリップは圧巻! 好きな花を摘み取って持ち帰ることもできるので、自分だけの花束を作ってみては?

◆おすすめ食べ歩きグルメ

【プーティン】
フライドポテトの上にグレイビーソース(肉汁を用いたソース)をかけ、チーズカード(牛乳のタンパク質が固まったもの、凝乳)をたっぷり載せて食べる料理。お店によってアレンジもさまざまなので、食べ比べもおすすめです♪
【スモークミート】
モントリオール発祥のB級グルメで、牛の肩バラ肉を自家製スパイスソースに数日間漬け込み、じっくりとスモークして作られます。1928年創業の老舗スモークミート店「Schwartz's(シュワルツ)」は特に有名で、スライスしたスモークミートをたっぷり挟んだサンドイッチは絶品!
【ベーグル】
モントリオールの食べ歩きで、ローカルにも大人気のベーグル。モントリオールのベーグルは、外はパリッと、中はモチモチなのが特徴です♪ ぜひ焼きたてを味わってみて!

◆おしゃれで美味しいカフェ&レストラン

世界各国の美味しい料理が揃うモントリオールでは、人気店も多くお店選びに迷ってしまうほど! そんなときには個性的なお店を選んでみるのも◎。「Crew Collective & Café(クルー・コレクティブ&カフェ)」は、銀行を改装したカフェ。歴史ある建物に施された豪華な内装が美しく、旧市街散策の休憩にもぴったりです。健康志向の人には「LOV Mcgill(ラヴ・マギル)」がおすすめ。ベジタリアンメニューが揃っているのはもちろん、白を基調とした明るい店内は、SNS映え抜群です♪

伝統美が息づく古都 州都ケベックシティ伝統美が息づく古都 州都ケベックシティ

世界遺産の旧市街はまるで中世ヨーロッパ

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ケベック州の州都ケベックシティは、モントリオール同様、ヨーロッパ文化が色濃く残る街。北米唯一の城塞都市でもあり、旧市街は世界遺産に登録されています。春には色とりどりの花や緑が街を彩り、石畳の美しい街並みをより一層引き立てます。

◆旧市街/アッパータウン

世界遺産になっているケベックシティの旧市街は、城壁に囲まれた崖の上のアッパータウンと崖の下のロウワータウンの2エリアに分かれています。
アッパータウンには、ケベックシティのシンボルともいえるホテル、フェアモント ル シャトー フロントナックや州議事堂など、存在感を放つ建物や観光スポットが多く集まり、見どころがギュッと詰まっています。高台から見下ろすロウワータウンとセント・ローレンス川の絶景も見どころです◎

◆旧市街/ロウワータウン

アッパータウンからロウワータウンへは階段で移動するほか、フニキュレールというケーブルカーで風景を楽しみながら移動するのもおすすめ。降りた先には石畳の路地が入り組んだメルヘンチックな街並みが広がり、まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのよう! 特に北米最古のショッピングストリートであるプチ・シャンプラン通りには、可愛らしいショップやカフェが軒を連ねており、歩くだけでもウキウキします♪

◆モンモランシー滝

旧市街から車で15分ほど行くとある、高さ83mを誇るモンモランシー滝。落差ではあの有名なナイアガラの滝に勝る、迫力満点の滝です! ケーブルカーからパノラマビューを眺めたり、滝の真上にかかるつり橋を渡りながら滝の流れの勢いを間近で感じたりできます。周辺にはハイキングコースも充実しているので、自然散策もできますよ◎

◆グラン・マルシェ

2019年にオープンしたばかりの新しいマーケットで、新鮮なフルーツやチーズなどケベックの特産品が勢揃いする観光客にもうれしいスポットです♪ ジャムやメープルシロップなどの加工品はお土産にも◎。施設内にはブリュワリーがありクラフトビールもいただけます。

◆伝統料理&地産地消グルメ

ケベック産の食材を使い洗練された料理を提供するレストランや、伝統料理を味わえるレストランも多いケベックシティ。19世紀の倉庫を改装した「Chez Muffy(シェ・マフィ)」では、旬の地元食材にこだわった料理で素材の味を楽しめます。また、伝統料理の老舗「Aux Anciens Canadiens(オ・ザンシャン・カナディアン)」では、雰囲気ある店内でミートパイやジビエ、メープルパイなどを味わうことができます。ケベックならではのグルメをご堪能あれ♪

美しい自然と食材の宝庫 周辺エリア美しい自然と食材の宝庫 周辺エリア

自然の恵みたっぷりの食材に出合う

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モントリオール、ケベックシティの2大都市からぜひ足を延ばしてみてほしいのが、自然をたっぷり感じられる個性豊かな周辺エリア。モントリオール、ケベックシティからは2時間ほどでアクセスできます。食やアクティビティの宝庫であり、都市部とはまた違った表情のケベックに出合えるので、時間に余裕がある旅であればぜひ訪れてみてください♪

◆ローレンシャン地方

紅葉が美しいメープル街道で有名な地域ですが、実は秋だけでなく通年で楽しめる要素が満載! モントリオールからローレンシャン地方の高原リゾート地、モン・トランブランへは車で約1時間30分(バスでもアクセス可能、約3時間)。ケベック州で2番目に大きな国立公園、モン・トランブラン国立公園を中心に、自然の中でアクティビティを体験したり、可愛らしいビレッジを散策したりと過ごし方はいろいろ◎ また、南側の村オカは、修道院で作られていたとされる特産品のオカ・チーズで有名です。

◆イースタン・タウンシップス

ケベック州の南部、アメリカと国境を接するイースタン・タウンシップスは、牧歌的な風景が広がる地域。ワイナリーやチーズ工房が多い美食エリアでもあり、上質なオーベルジュ(宿泊施設付きレストラン)も点在しています。特に有名なのがリンゴで作ったアイスワイン、アップルサイダー。甘味が強くデザートワインとして現地の人からも人気のお酒です♪ また、食だけでなく、カヌーやハイキングなど美しい自然を活かしたアクティビティも豊富!

◆オーセンティック・ケベック

モントリオールとケベックシティの中間に位置するオーセンティック・ケベック。広大な森や湖が織りなす風景が美しい、リラクゼーションに最適なエリアです。大自然に囲まれていながら、設備が充実したリゾートホテルが多く、グルメやアクティビティ、スパに至るまですべてホテルにいながら満喫できちゃいます♪ 自然を肌で感じながらのんびり過ごすのがおすすめ。

ケベコワの幸せの源 おすすめグルメケベコワの幸せの源 おすすめグルメ

パンケーキだけじゃない!メープルシロップを味わい尽くす

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「Joie de Vivre(人生楽しく!)」を合言葉とするケベコワ(ケベック州の人の愛称)にとって、「食」は家族や仲間との時間を楽しむ重要なツールのひとつ。ヨーロッパの伝統とクリエイティブな感性が融合したケベコワの食文化は、世界的にも高く評価されています。
上質な食材に恵まれているケベックですが、春に旬を迎えるのがメープルシロップ! シュガーシャック(メープルシロップを作る小屋)で収穫を祝う「シュガーリングオフ」では、子供も大人もメープルシロップを使った料理やお菓子をお腹いっぱい食べ、音楽やダンスを楽しみます。ケベコワたちと春の訪れを祝って盛り上がってみてはいかがでしょうか?

◆Apple Sugar Shack of Labonte de la Pomme (ラボンテ・デ・ラ・ポム)

ローレンシャン地方の村オカにある、リンゴを使う珍しいシュガーシャック。3月、4月には「メープル・アップルシャック」という特別なメニューが登場します! 日本ではメープルシロップといえばパンケーキのイメージが強いですが、ケベックではお肉と合わせるなど、幅広く料理に使われています。

◆SUCRERIE DE LA MONTAGNE(シュクルリー・ドゥ・ラ・モンターニュ)

カエデの森の中にある、伝統的なシュガーシャックの雰囲気を味わえるスポット♪ メープルシロップを使ったさまざまな伝統料理やケベックならではの文化体験を楽しめます。

◆Cabane a sucre Chez Dany(シェ・ダニー)

オーセンティック・ケベックエリアの中心的な街、トロワリビエール付近にある定番のシュガーシャック。観光客にも人気で、ガイドツアーもありますよ♪

◆Cidrerie Michel Jodoin(ミシェル・ジョドイン)

モントリオールから車で1時間弱のルージュモンにある、リンゴのアイスワイン、アップルサイダーの名門醸造所。自然凍結されたリンゴの実だけで造られるアイスワインは甘口なので、ワインが苦手な人でも飲みやすいですよ♪ 試飲や醸造所内の見学ツアーもお見逃しなく!

◆Délices Érable & Cie(デリセ・エラーブル&シー)

モントリオール旧市街にあるメープルシロップ商品の専門店。シロップのほかにも、メープルシュガーやバター、ペッパーなど料理に使えるものから、メープルティーやキャンディ、クッキーまで豊富な品ぞろえで、お土産探しにぜひ訪れてほしいお店です。店内では、煮詰めたシロップを雪の上に垂らして固め、スティックに巻き付けていただくメープルタフィーも体験できます♪

◆La Bûche(ラ・ブシェ)

ケベックシティの旧市街にあるシュガーシャックを模した山小屋風レストランで、バーカウンターも併設しています。シカ肉のタルタルやスモークサーモン、ウサギやミートパイなどのケベック料理に、赤ワインをカリブー(トナカイ)の血に見立てたサングリアなど、ケベックの名物にオリジナリティを加えたメニューが楽しめます◎

カナダ旅行といえばココ! フライト情報カナダ旅行といえばココ! フライト情報

ケベック州にはエア・カナダの直行便でGO!

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エア・カナダは英スカイトラックス社の調査で北米唯一の4つ星ランクを誇り、2019年の北米ベストエアラインに選出された国際航空会社。成田とモントリオールを結ぶ直行便を運航しているのはエア・カナダだけです。ケベック州内各都市への乗り継ぎもスムーズで、モントリオール到着後にターミナルを移動したり手荷物を預け直したりする必要はありません◎ ケベックシティへ乗り継ぐ場合にも、カナダへの入国審査が終了したら、そのまま乗継便の搭乗ゲートへ向かいましょう!
また2019年8月1日からは、数々の受賞歴を誇るカナダ人トップシェフ、アントニオ・パークとコラボレーションし、モントリオール―成田間の全クラスの機内食で特別メニューを展開しています。日本でも修行を積んだアントニオの調理技術とカナダの素材を融合させた料理を、機内で存分に味わってみてはいかがでしょうか?

~クラス紹介~

◆ビジネスクラス(シグネチャークラス)

プライバシーが確保された空間で贅沢なリラックスタイムを♪ フルフラットベッドになるシート、最先端のアメニティ、こだわりの機内食と上質なサービスで、ゆったりとした時間を過ごせます。

◆プレミアム・エコノミークラス

座席も足元もゆとりのあるプレミアム・エコノミークラス。空港では、チェックイン、搭乗、手荷物の優先サービスが提供されます。機内ではバーサービスとともに、プレミアム感あふれるワンランク上の食を楽しんでみては?

◆エコノミークラス

全座席にパーソナル液晶モニターやパソコン用の電源が設置されています。ゆったりとした足元のスペースを確保できる「プリファード・シート」の用意も! 最新の機内エンターテインメントも充実しています。

冬のケベック州を遊び尽くす

ケベック州基本情報

  • 言語
    フランス語
  • 通貨
    カナダドル。略号は$、C$(CAD)。$1=約84円(2019年12月現在)
  • 時差
    ケベック州と日本の時差は-14時間(サマータイム時は-13時間)
  • 気候
    冬は雪が多く、寒さが厳しい。春は遅く、氷点下になる事も。
    夏は湿度が高く蒸し暑いが、温度は日本より低いため、比較的過ごしやすい。秋は朝晩の寒暖差が大きい。

最終更新日:2019年12月24日